SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

沢田君の個展、そして渋谷あの界隈

奥渋と呼ばれてるらしい界隈に足を踏み入れるのは、いつかの面接の時以来の2度目。その昔、道玄坂や公園通り、宮益坂はよく来てたんですがこっち側はほんとにずぶの素人で、って今や渋谷のどこもかしこもずぶの素人になってしまったこの私(笑)。そんな奥渋の入ってすぐ、BAR「希望」というなんともダイレクトな名前のこじんまりとしたお店で個展は開催されておりました。この2Fに上がる階段から2Fにかけて沢田君の作品が飾られていて、ちょっぴり南国気分のお店と相まっていい感じ。沢田君のあったかさそのままの作品たち、絵画であったり、イラストであったり、木彫りであったり、ポスターであったり。太陽の木彫りがとってもいい感じで、あれが家ン中にあったら気分いいんだろうなぁ、なんて少し落ち込み気味の気分が晴れてく感じを味わいながらお店を後にしました。欲をいえば、もっとたくさんの作品が所狭しと飾られているのがベストだったんですが、なかなか難しんでしょうね。

でもって、久々の渋谷なんでやっぱり勝手知ったる方面へと。

道玄坂を上がって道頓堀劇場を目指そうと思ったんですが、東急の方からなんで、あの道、麗郷がある小道へと入ってみました。この辺の猥雑さはなんも変わっておりません。入ってすぐのキリンCITYが懐かしい。ハーフ&ハーフを初めて飲んだのがここだった気が、、、。麗郷も相変わらずの盛況そうでした。フレッシュマンベーカリーのあのガラスケースのたたずまい、総菜パン、よく買いに行った厚切り食パンのあの香りが漂ってきそうで。カスミコーヒーのあった場所がいまいちよくわからなくなって、この辺だった気はするんですが、、、。それと麗郷横の百軒店へ続く階段の対面の奥にあった、奥が「紅屋」と覚えていたんだけど、どうも奥は「さかえや」そして手前が「みどりや」というお店だったということがとあるブログで判明(笑)。その「さかえや」で友人に勧められた派手なケッズの赤のスニカーを買ってはみたものの、結局あんまり履かなかったことも思い出す(なんとも、もったいない)。百軒店へ続く階段を上らず道玄坂へ目指すと右手地下、外から見えたとんかつ勝一も好きなお店でした。で、階段へ戻って、上がってすぐにあったミウラ&サンズ(あまり入らなかったけど)は、風俗店のビルになってもうだいぶ経ちますね。で、階段上りきって百軒店に出ると目の前に喜楽、人が並んでてこちらも盛況。で右手?あれが無くなってる、BYGの手前にあった入り口のロック喫茶、ブラック・ホークやBYGに比べればだいぶ後にできた店だけど、なんだっけ名前が出てこない、、、でブラック・ホーク方面に目をやるとムルギーのビルが、、、取り壊し?気になって思わずビル前の通路案内のおじさんに「無くなっちゃうんですか?」と声をかけると「いえ、改修工事です」との答え。無くなりはしないようだけど、あのレンガ造りがどうなっちゃうのか、、、。洋食のコンドル、名前が出てこない雑炊屋、ホーカーヴィレッジ、どれももうない辺り、その奥の神社、名曲喫茶ライオン、老舗のBYGまだまだ健在とをぐるっと回ってみる。ヒナビタ風情、この感じ、ほんとにサウジサウダージでありました。あ、そういえば、無料のPCR検査なんていうのを喜楽前の前はBARだったと思われる場所でやってまして、検査受けてきちゃいました。2日後結果が来て陰性でした。よかった。

ほんとはもう帰ろうと思ったんですが、タワーのパイド・パイパーへ。ここもこじんまりと小さくなっちゃいましたね。ちょっと寂しいですが。でもって、ファイアー通りを通って原宿経由で帰路へ。メッチャ疲れました。体力落ちてんなぁ、とまた気分が下向きに、とほほ。

歌謡三昧

藤圭子さんの特番や若大将の特番に久々に胸熱くなる週でしたね。(以降敬称略)

藤圭子の画面越しに見ているこちらまで圧倒される目力、こちらを見据えていたと思ったら、通り過ぎてはるか遠くを見やって、終わりは、あきらめたように視線を左右に外す、もう固唾をのんで最後まで見守るしかありませんでした。そしてあまりにも容姿とのギャップがあるあの歌声。どすの利いた声と言われたまんまの胸を刺すようような歌声、すんごいなぁ、こんなに緊張感を強いられる歌い手はいないよなぁ(しいてあげれば、八代亜紀かな?)、と半分ほっとしながら見終わりました。ふうっ。

「8時だよ、全員集合」のVTRからのものが多くってこれにもびっくりしました。お子達が多い会場、舞台であれだけ本気で歌ってたとは!(頭を垂れる)

宇多田ヒカルが登場したときにその名前を久々に聞いて、どうしてんだろう?なんて思ってたら、最後は悲しい知らせで、、、。

宇多田ヒカル藤圭子カバー集を聞いてみたい気がします。

で、84歳の若大将、こちらも凄かった。リハビリ後のステージであれだけはっきり、それもあんなに大きい声で歌えてんですからね。それも休憩挟んで2時間半ぐらいやったらしいんでびっくりです。音楽、それも歌うってことはやっぱりいいんだろうな、歌好きには特に。なわけで、いろいろと元気をいただきました。ありがとうございまいした、いい薬です(笑)

Wの悲劇

というわけで、わかっていただけますか?仕事あきまへんでした、、、詳細はめんどくさいんで書きません。Wワークどころじゃありません、Wの悲劇でありまして、、、(苦笑)

話変わって、「妻、小学生になる」終わってしまいました。ほんわかとあったかい、いいドラマでした。パスカルズのBGMもなんとも柔らかく、これまたあったかくいい感じで、「凪のお暇」もよかったなぁと思い出しておりました。

コロナ以前、よく行く飲み屋さんでロケット・マツさんとたまにお会いしてちょっとお話したりしてたもんで、そのお人柄同様の音、特にあのピアニカの音が好きなんですが、優しい音がドラマの雰囲気にぴったんこでしたね。

そういえば、入れ代りの物語というのは、大林監督の「転校生」や滝田監督の「秘密」なんかがすぐに浮かんできたんですが、最近のドラマで群を抜いていたのが「あのキス」でした。「天国と地獄」なんてのも悪くなかったんですが、わたしは、やっぱり「あのキス」ですね。松坂桃李麻生久美子井浦新のこれまた絶妙なキャスティングが功を奏しまして面白いドラマとなっておりました。

また、新たなドラマシーズンが始まりますが、面白いものが一つでも二つでもあればあいいなぁ、と期待してる昔TVっ子、今TVおじさん、人間発電所ブルーノ・サンマルチのでした(ブルーノ・マーズのブルーノはここから取られたとのこと、世界の快的音楽で言ってました)。さいならぁ~。

やっと2

仕事が決まりそうです。そうですというのは、やってみてきちんと我慢できるかというところがあるもんで、そうです、となるわけです。前回は、募集記事の内容が事実と違っていたというどうしても我慢のならないこと、‘どうしても’が重要で、我慢できることもあるわけですが。でやっぱり、そのずいぶん前に応募していたところからも連絡があったりして、決まりそうなところが重なるわけです。ほんとにもったいないんです、くぅ~。何とかうまい具合にさせようとない頭を使っていろいろ考えております。

それにしても花粉症の症状がひどくなってきて参っております。今まで効いていた薬がほとんど効かなくなってきて、、、薬をたくさん飲みすぎなんだよなぁ、薬をたくさんっていうター坊の声がまたもや、、、これもほんとに嫌なんですよね。

でも少し上向きになってきたような、まだまだやれるんだよ、あたしゃ(大笑海岸)←久々にでた!

やっと

「ミステリと言う勿れ」がちょっとしっくりきた回でした。

少し毛色の変わったミステリーといった感じで、スタッフや出演者のタイトルの入れ方もシャレていて妙な間もなんだか面白いなとは思っていたんですが、事件自体があまり面白くなくて、なんだかなぁ、と微妙な線を行っていたんですが、今回は、ライカさんの出自、別れがなぜか胸にジーンときてしまいました。役者さんの人選はなかなかのツボで、門脇麦さんはとてもいい感じでした。菅田さん、伊藤さんもうまいだけじゃない、何か気持ちをホワンとさせるところがありますね。でも、事件はやっぱり今一つで、、、「カムカム・エブリバディ」のあの吉右衛門のおじさんががマンマ出てきて犯人だったのには少し笑ってしまいましたが。そういえば、その「カムカム」での三太の思い出の中で踊るシーンもよかったですね。

で、夜のNHKのニュースのキャスター星麻琴さんが三雲さんとたまにTBSのニュース番組でお顔を拝見する星さんのお子さんだったとは、、、やっぱ、夕焼け楽団好きとは考えにくいでしょうね。

ふたり

キエフときいてすぐこの曲が頭をよぎった。

♪さよなら キエフは 緑の六月

別れは モスコウ あなたのくちづけ

だから何だというわけではないけど、なにしろター坊の歌が聞こえた。

 

戦争がいけないことだというのは誰もが当たり前のようにわかっているはずが、、、

対岸の出来事だと、、、

この国にも、、、

私はこの国を守るために、、、

 

身捨つるほどの祖国はありや

 

だけど問題は 明日からの飯 職がない

 

いろいろなことがいっぺんに頭の中にふってくる

やれるこをやるしかない、、、

 

 

相も変わらず

映画ばかり見ております、もちろんTVのです、はい。

先日はお久しぶりの「天井桟敷の人々」。こんな内容だったっけ?な感じでほんと新鮮に見られました。フランス映画らしい?映画で、セリフ一つ一つが哲学的な散文詩といった趣が何ともかぐわしい。

テレ東のB級といってよいのか、なんなのかも、たまにいい感じに面白いものもあって、そういえば東京12チャンネルの頃も不思議なアシッドでサイケな映画をたくさんやってた覚えがあるんですが、その辺も健在でいいんですよね。

こないだのディンゼルワシントンの「デインジャラス・ラン」なんかもそこそこ面白くて、なんか聞いたことある役者だなと思ったルーベン・ブラデスはやっぱりあのサルサルーベン・ブラデスです(笑)すぐ殺されちゃったけど。あとは、スティーブ・マックイーンの「トム・ホーン」もなかなかに良かったですね。私が西部劇の良しあしを見分けるのにとても重要視しているのが、お馬さんの描き方なんですね。この映画もきちんとお馬さんを描いてました。ジョン・フォード監督作品もしかりでありまして、黒澤監督もそうですね。あと書いておきたいのがジーン・ハックマンの「弾丸を噛め」ですね。あれは、ほんとに面白い映画です。お馬さんもきちんと大事に映されてるし。西部のあの時代はお馬さんがほんとによき相棒だったんですね。それとちょっと出てくるワン公もなかなかいいんですよね。

はい、そんなところで、これからも楽しい映画をたくさんやってくださいましな、老い先短いおっちゃんのために、よろしくお願いいたします(笑)