SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

パンク

しかしなんですな、現実というものはほんとに厳しいもんですな。ひっじょーにキビシー!なんて財津一郎のようにふざけてなんていられないほんとに参っちまう日々を過ごしてるわけです。
なわけで、前回書いた本の中に80年代のパンク期の話がいくつか入っていたんだけど、それは私がその頃どうだったんだろう?っていう興味があったからに他ならなかったんだけれども。愛川欣也が司会のリブ・ヤングで今野雄二がイギリスから出てきたパンクとセックス・ピストルズの映像を流したのを目の当たりにしたときはやっぱりびっくらこき「なんじゃ、こりゃ!これがロック?」なんて思いながらもどっかで惹かれるもんがあって、結局ピストルズのLPを買っちゃってる、こずかいが少なかったのに。しかし、そんなには聞かなかった。ZEレーベルのコントーションズやアート・リンゼイのDNA、NO NEW YORKあたりの音に興味はあったけれど、やっぱり何度も繰り返しは聞かなかったように。でもファクトリー系のジョイ・デヴィジョンやア・サーティン・レシオだっけ?の妙に冷めた刹那の切なさ、哀感、無機質なゆえのリリシズム(なんじゃそりゃ(笑)は好きだったなぁ。
あの頃のパンクにしても、もっと広げたニュー・ウェイブっつうのを始めた連中ってやっぱりどっか壊れてて、破天荒だったんだよな。ある意味それが本来の人のあるべき姿なんだろうなっていう気が妙にするわけで、自身のいわゆるまっとうさが、社会のシステムの中で生きやすいように学校なりなんなりで教わった道徳心から抜け出せないでいる自分を嫌というほど思い知らされるような気がしたわけだ。文章が変だ(笑)。
んなことをなんだか考えてしまったんだよ、そういえば。まっとうだから参っちまうわけなんだなぁと(笑)。
それにしても頭が震えるんだ。これを打ちながらも頭がこきざみに震えてるのがよくわかる。こんなんなっちまうのもそんなもんのあらわれにちがいないんだろう。なわけで、アルコールもこの頃はあんまりうまくないけどやっぱり止められないわけなんで、もうずーっと冷蔵庫の奥に隠れてた缶のウィスキーハイボールなんてぇのを飲んじゃおうと思う。ビールを買ってくんのを忘れちゃったし。んじゃ、また。あんまり深く考え込まないようにね!
って終わったはずが、この頃いいなっていうCMがあって、ウェブサイトのCMかなんかなのか、マーゴ・ヘミングウェイのようなヴァレリー・カーターのような女の子が出てくるやつなんだけれども。何ともその表情が、くるくる変わる表情がひっじょうにかわいいのである!なんとも癒されるCM。さ、TV、TV、ハイボールハイボール