SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

55歳からのハローワーク

しかし、サミーですね。なんか身体の温度調節機能にくわえ、アタマの回転もにぶり気持ちが悪いっす。
タイトルは私のこってすが(笑)村上龍のベストセラー小説は、ハローライフで先日まで読んどりました。
流石に作家村上龍、自身にはほとんど関係ない話であろうことなのに、なかなかそつなく調べ上げられておりまして、結構身につまされました(笑)。
そういえばその昔、ある方面に突出した出版会社で編集をしていた頃、突出していた部分の話を聞きたいと龍さん自身から連絡があったのを思い出しました。ま、どうでもいいんですが(笑)。
身につまされたの続きですが、あの真夜中のカーボーイ(この辺世代を感じさせますね、アタシも好きなもんで)さながらの「空を飛ぶ夢をもう一度」のラストあたりのセリフにはうかつにも滂沱の涙を流してしまいました。なぜだか、江分利満氏の「本当に偉いのは何の取り柄もなくても、才能がなくても、一所懸命生きてる奴だ」が自然と蘇って、余計に胸に迫ってきて参りました。しかしながら現実は小説よりも奇なり、そんな思いをいくらかでも持ったとしても、やっぱり不安だらけで苦しいし、辛いわけで、あっというまにそんな思いがいったいなんになるの?結局は何も変わらない我が身をただ嘆くだけの生活に逆戻りとなるわけです。ま、小説なんてのはしょせんは作り物、しかしそれでいくらかでも励まされるものがあれば、それはそれで素晴らしいものであると思うわけですが、なぜか、なぜだか釈然としない憤りを感じてしまう自分がそこにはいるわけで、、、。あーまた堂々巡り、考えてもしょうがないことを考え始めてるわけで、、、。
ユーロマンカメス、、、マカオのおかま、、、おかまいなく いつものように唐突に終わり