SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

おいらはドラマ、映画

なわけで、「悪女」も「正直不動産」も見てしまいました。なかなか面白かったですよ。こりゃ、見続けちゃいそう(笑)しかしながら今回ちょっとびっくりしたのが、星新一の短編を実写化したドラマでした。15分という短い時間になかなかうまく見せながらまとまっていて、好感が持てました。ロケーションの場所や出てくる人も少ないわりに物語の世界観がうまく現されていていい感じでした。星新一の短編自体、有名な話「おーい、でてこい」とか、あと何かな?っていうぐらいしか知らないので、それもよかったのかもしれませんね、私の場合。それにしても半世紀近くも前の作品なのにちっとも旧く感じさせないのが不思議ですよね。なんでこちらは、次回も必ず期待して見ちゃうでしょう。他には、「ドリーム」人種差別が根強く残っていた時代(って今もか)、NASAに勤める黒人女性たちの活躍がエンターテイメント性強く描き出される晴れ晴れとする映画でした。ほんとこういう映画をつくるのがうまいなぁ、アメリカは。それと「ブリジットセント~」の主役の女優さんの「ミス・ポター」、「レッド・ドラゴン」で殺人鬼が唯一心を許した盲目の女性を演じたあの女優さんも出てました、全てお名前がわからない(苦笑)。お二人ともほんとに個性的で愛らしく好きなんです。お話もピーターラビット生みの親の少し波乱の生涯で、こちらも当時の時代背景や広大な自然がうまく反映されて気持ちのいい映画でした。あと「リプリー」、そうです「太陽がいっぱい」よりハイスミスの原作寄りに作られたやつ。うーん、マット・ディモンは頑張ってるんですが、ちょっと違和感が、、、アラン・ドロンのイメージ、「太陽がいっぱい」が良すぎるだけに、ジェイソン・ボーンを見たばっかりなだけに、難しいもんですな、ほんとに(笑)。

結構なんだかんだと見ております(笑)。でもって見続けていくんだろうと思います。

そういえば、まだお袋が健在の頃、いい歳のわりになんでこんなに世の中のこと知ってんだろう?と思ったことがありましたが、それは日がな一日、まんぜんとTVを見ていたからに他ならないと最近わかりました。一日じゅう、同じニュースを各々の局が何度も何度も流してるからなんですね。だからあんなに世の中の情勢を知ってたんですね。ま、あたしより、余計なこと言ったり書いたりしてなかったんでよかったな、と思っておりますが(笑)ほんじゃ、また、近いうちに。