SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

相変わらず面白い。

しかし、何がすごいといって、アタマからの汗がすごいんですね、私の場合。
昔はこんなに、アタマから汗をかかなかった気がするんだけれど。
あっという間にシャワーを浴びたようになっちまいまして(笑)
なもんですから、ハンカチにフェイスタオルっつぅんでしょうか?を必ず持って出かけております、ハイ。ま、それは置いときまして、最近読んだ本の話でも。

相変わらずのノウテンキ、お注射フェチの伊良部先生&胸元チラリ♪サディスティックなこの気持ち 切ないけ〜れど乙なもぉ〜 のマユミちゃんの物語「町長選挙」を読んどりますが、これまた相変わらずオモロイ(笑)。ノーテンキな精神科医の戯言、がははは、なんて笑っちゃうんですが、きちんと痛いところ、重要なところを突いてくるんで「なるほど」なんてうなずいちゃったりもする訳です。その辺がうまいですね、奥田さん!
今回は、モデルがはっきりしてるんで、余計に「うーん、よく見てるなぁ」と感心することしきりです。って、お好きな方はもうとっくのとうに読んでますよね。

と同時に、橘外男を読み返したりなんかもしてまして。うーん、この饒舌体、ほんとにねちっこい語り口でいいんでゲスヨ(笑)ひとつの描写を書いてるうちに「お、こんな表現、あ、これも」なんてどんどんその表現の仕方を積み重ねていくっていうような感じで、うるさいっちゃ、うるさいんですが、面白い文体だと思っておりやす。この人も久生十蘭小栗虫太郎らと同様に人外魔境ものや人獣物語、自己の告白物語なんかを書いておりますが、やはり白眉なものは、怪談物だと思いますね。機会があったら読んでみてくんなましよ。

で、もう一冊、知り合いが書いてる本「放送禁止映像大全」。放送禁止になった映像作品となぜ禁止になったのかっていうのがかいつまんで紹介されてるんですが、かいつまんで紹介されてるのがいいですね。深ぁ〜く、掘り下げていかないところが(笑)しかし、こう見てみると結構あるもんですな、見れない作品が!「日本一の日雇い人夫」は駄目っすか?これが駄目だと、物語の半分以上が意味成さなくなりますが、、、。そういやぁ、うたの世界にも多いいっすね、この手のうた。
それにしても、ノリピーにはしてやられましたな。本人がやってたなんて。うーん、人は見かけによらぬもの。軽くだまされちまうもんですな。気をつけよう。特におねぇちゃんには(笑)
なわけで、また。当分は静かに ♪暴飲暴食しないで 梅干とのりで 質素に暮らさなきゃぁ〜 ! おそまつ、、、くん。