SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

2013-01-01から1年間の記事一覧

ビル・カニンガム&シュガーマン

久しぶりに名画座へと出かける。飯田橋だっつぅこともあって四谷で降りて、昔通った会社までの道のりを歩いてみる。 防衛省までの道の広くなったことよ。よく社長とキャッチボールをした外堀のグランド、テニスコート横のウッディな便所(ここは以前書いたこ…

メガネが割れる。

愛用のメガネが割れた。レンズの部分ではなくてフレームの部分がいつものようにレンズを拭いているときにぴきっと言って割れた。なぜだかふっと不吉な予感が頭をかすめた。と同時にすっと背筋に悪寒が走った。そんな迷信があるのかないのか知らないが、そん…

黒沢明の時代

という小林信彦の文庫を読んでいる。タイトルが示す通り、黒沢明の映画とその時代を小林信彦が調べた資料と自身しか知りえないエピソードを網羅した読み物となっている。氏の書く小説は今一つなんだろう?何かがアタシには物足りないのだが、こと当時のコメ…

Almost cut my hair

なつかしいですな、デジャヴュ。デジャヴュってのがいったい何なのかっていうのもこのアルバムから知ったんじゃないでしょうか?私の洋楽ロックの原点であります。でもその話じゃありません。 散髪に行ってきたんですね(笑)。近くの美容室に「こんな感じ」…

ご無題な

しかしなんですな、あとで読み返すと何書いてんだかわかんない(笑)。ま、なんかいろいろ考えなくちゃならんことが多すぎて頭ン中が混乱をきたしていることは確かで、なんもかんもうっちゃってトンずらしたい気分なんス。昔、蒸発なんてぇのが流行ったこと…

パンク

しかしなんですな、現実というものはほんとに厳しいもんですな。ひっじょーにキビシー!なんて財津一郎のようにふざけてなんていられないほんとに参っちまう日々を過ごしてるわけです。 なわけで、前回書いた本の中に80年代のパンク期の話がいくつか入ってい…

残らない心

しかしなんですな、この頃、本をそれなりに読んでる割には頭に残らないし、音楽もそれなりに聞いてるんですが、同じように残っていきません。栗本薫のこれ、何年ぐらい前のやつなんだろう?シド・ビシャスやナンシーの話が出てくるんで80年代の初めの頃にな…

フジロックの房之介、そしてウィルコ・ジョンソン

隣の部屋から聞き覚えのある歌声が聞こえてきた。近藤房之介だった。子供が録画しておいたフジロックの一場面で、ぶりぶりのブルースを久しぶりに長いチョーキングのギターとともにかましていた。昔よく見た房之介はこんな感じでキュイ〜ンと弾きこむときに…

盛況、河内盆ダンス

週中の水曜日、毎年吉例の錦糸町河内盆ダンスに行ってきました!今年でなんと32年。でもってアタシは6年目。 残暑厳しき中のちょっとした涼しさを感じさせる宵で、なんと奇しくもオレカン3・4枚目の初CD化発売日と重なったのでありました(笑)。これは何…

シャリー・コリンズ

のうた声ってなんて顔に似合わずコケティッシュなんだろう?なんか甘えたような優しい声で。どちらかというとサンディー・デニーの声の方が合うような気がするんだけれど(笑)。そう、サンディーの声がシャリーの声にって、やっぱサンディーはあの声じゃな…

諸々、もろ師岡

kanzoさん、どうもありがとうございます。今日からトラッド漬けの日々になっております。不思議ですね、このフィドルやアコーディオンの音は、礼儀正しい由緒ある静かな陽気さが漂いますね。ほんとにアザーッス.ウィンド&ファイアー! しかし暑いっす!机…

カッコいいんだか、悪いんだか

わかんないロックシンガーの名前“日村京介”。 今二つ(笑)。 Kanzoさんありがとぅーす!&メイタルズ。この猛暑の中いかがお過ごしですか?こちらにおいでの際はご連絡くださいよ! で、先日書いたスキニー・リスターってのは、ダンスチューンというよりはあ…

ブリティッシュ・トラッド

子供の聴いてる音をあまり気にしたことがなかったんだけど、先日ふと耳にすることがありちょっとびっくり。なぜかというと、その昔聴いてたことのあるブリティッシュ・トラッドなるものが聴こえてきたからに他ならない。 そのスキニ―・リスター?というグル…

固定観念を打破す!

そういえば先月あたりまで我が家の頭上がやたらにうるさかった。米軍の飛行機が頻繁に飛んでたからなんだけれども。この大きくて厄介な問題、この辺がいろんなところと絡んでるとも言えるわけだけどアタマいてぇな。 で、前回の続きでイアホンの話。フィット…

参院選とイヤホンにおける考察

ちょっと前に書いた「いくら深く埋めたって、そのうち空から降ってくるぜ」っていうのは、説明するまでもなく星新一の「おーい、でてこーい」を思い出したからに他ならない。廃棄物の処理の方策も無しにただ次から次に原発を再稼働するってぇのは、あの穴に…

風立ちぬとひこうき雲

ひこうき雲がブラウン管の中から、っていう表現の仕方ってまどろっこしい(笑)井上ひさしの本に「ブラウン管獄の四季」だったけかな?なんていうのがあった、そういえば。どうでもいいか(笑)。で、TVから聞こえてきたわけで。思わず反応してしまうのは…

やるな河出文庫

先日、久生十蘭の文庫が残念ながら終了してしまった河出文庫が、今度は大泉黒石の怪奇物語集を出した。 創元が渡辺温から大坪にきて、河出が十蘭から黒石とは。その昔一生懸命古書店に出かけては、探していた作家の本がこうもいとも簡単に文庫に入ってしまう…

two steps from the blues

ちょっと前にも書いたけど、相変わらずボビーのうたごえは何にもまして胸に沁みてるわけで、この世からいなくなってもアタシが生きてる限りはずーっと生き続けるわけなんで、、、哀しくも、寂しくもないのよぉ〜♪なんてね(笑)。 実をいうとボビーのスタン…

短編で読む推理傑作選50

朝一で都議選に。原発にきちんとした態度(もちろんアタシはノー)をとれない立候補者をはずすとあっという間に決まるというのがなんとも寂しい限り。それこそいまだなんも変わっちゃいない原発について、なんも考えてない?いやなんも言えなくなっちゃうっ…

変わらない

しかし、相変わらずなんも変わりまへんね、世の中も自分も。考えてみるとバブルなんていわれてた頃も「なんじゃそりゃ」なんて感じで、なんも変わらなかった(笑)。でもね、いくら地下深く、深ぁ〜く埋めたって、そのうち空から降ってくるぜぇ〜。まぁ、そ…

ラッキーオールドさん

久しぶりに旧い友らと深酒。よって本日深い二日酔い。頭痛と吐き気で半日をつぶす。もったいない。 じゃあ、その飲み会は楽しかったのかっていうと、途中から酔いが回った先輩に絡まれ、実をいうと閉口。こっちもいくらか酔っていたんでなんとかしのいだもの…

下北と悲しき天使

下北に行ってきた。しかしなんですな、地下3階、ん?2階か?は疲れますな。休日とあってエスカレータは混んでるんで、階段を使ったら結構ありますよ、これ。 例の開かずの踏切からいつも乗り降りしてたホームを撮ってみたんですが、なんとも無残な感じがしま…

お登紀さんのベストとHeron

なわけで、買ってやったぜぇ〜、お登紀さんのベスト!買って、一回聴いて捨てってやったぜぇ〜、CD。ワイルドだろぉ〜。ってもう誰も言ってないだろぉ〜、だからオレが言ってやるぜぇ〜、ワイルドすぎるだろぉ〜(笑)。 しかし、うーん、百万本のバラの頃…

愛のくらし

たまに頭に去来するメロディが「これなんだっけ?」と追及したくなり、なんだか必死に思い出そうと頭の中でぐるぐるぅ〜、ぐるぐるぅ〜と考えを巡らすことってないっすか?今回のタイトルの「愛のくらし」っていうのも実は最近、あの出だしの♪このぉ両手に …

幕末太陽伝の猫

それにしても昔は連休だ!なんていうと嬉しくてたまんなかったけど、近頃は、ごろごろぉ〜、ごろごろぉ〜(明日になったら嵐になってねぇかな(飯尾の現実逃避シリーズより(笑)、なんていうのも実はできずこんなもんを書いたりして、残り少ない人生を無為…

池袋で飲もう会&Blue Jug2他

久々に池袋飲もう会(笑)。旨い酒、旨い肴、そして楽しい話、仲間がいれば最高なんすよね。ま、そこに気持ちのいい音があればなおよろしなんですが、あんまり欲張っちゃいけません。それにしても楽しさのあまり結構飲みました。こりゃ絶対二日酔いだと覚悟…

そういえば

小林信彦(以下敬称略)の「われわれはなぜ映画館にいるのか」が復刻されてました。キネ旬からだったかな?ずいぶん昔に読んだはずなんだけど、もうなんもかんも忘れちゃってます。この頃はそんなことばかりです(笑)。花田清輝にケンカ売ってたのは、、、…

TVのTHE BAND

なにげにBSの番組表を見ていたら、THE BANDの文字が目に入ってきました。 「BSなんてのは、旅番組ばっかでなんか他にもっとおもろいのやってくんないかな」と思っていた矢先だったんで「なんだよ、こんな番組もできんじゃないの」とちょっと見直しました(…

ささま書店へ

西荻窪へ出るついでにささま書店をのぞいてきました。 そういえばこの書店、以前書いたことのある駒場東大前のゆき書房のご主人に、「荻窪のささま書店さんは凄いですよ」と教えてもらったのが最初だったような気がします。 初めて足を運んだ時、欲しいけれ…

陽のあたるところへ

♪ゆく当〜ても〜なく 街角に立てば からっぽの胸に 風が吹いてゆく 夕焼けの「陽のあたるところへ」を久しぶりに聴き返しましたが、やっぱいいですね! 血の通ったうたってんでしょうか、とても切ないんだけどあったかい。ちょっと凹んじまうような気分をこ…