SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ぼくのユーミン

先日、なにげにテレビのチャンネルをかえると懐かしい曲をうたってる東洋美人(ていう旨い酒もあります)に出くわした。 なんだか大きな舞台で気持ちをこめて懐かしいそのうた「雨のステーション」をうたっていた。 曲が終わるとご本人のユーミンも登場。そ…

さぁ、またまた新着本です!

① ② ③ ④①「映画につれてって」小林信彦 これは珍しい小林信彦さんの対談集です。 お相手は、清水俊二、長部日出雄、山田宏一、和田誠、西脇英夫、色川武大、森卓也、大瀧詠一、氷室冴子の皆々様です。貴重です。 ②「地獄の読書録」小林信彦(文庫) 単行本に…

ブラック・ホーク賛江

えいっ、という感じになんとか近場の空いてる席に身体をすべりこませた。 隣には文庫本を片手にゆっくりとカップを傾けてる長髪のお兄さんが座っていた。 袖がテーブルになっている椅子で、あまりの至近距離になおさら緊張感は高り、どっきんこ、どっきんこ…

さ、さ、お仕事、お仕事 新着本でございます。

① ② ③ ①「バカな役者め!!」殿山泰司(文庫) サイコウに面白い、イヒヒヒと面白い殿山泰司! のエッセイ風小説集。一度読んだら止められない、止まらない。 一度ご賞味ください。 ②「書物漫遊記」種村季弘(文庫) 種村センセが案内する面白本、あやし本の世…

「ペンタングル」そして「ブラック・ホーク」

ぼくらの溜り場は、池袋の「都」か「300B」だった。 両方ともぼくら好みのロックをかけてくれるお店だったんだ。 そういえば、あの沢渡朔さんのジャケ写も秀逸な雪村いづみさんの「スーパー・ジェネレーション」を初めて見たのが「300B」だった。ち…

拝啓、薫くん

大学のゼミでどの作家を取り上げようかということになり、ゼミ生たちで投票を行ったことがあったんだ。圧倒的な支持を受けたのが中上健次で大江健三郎や開高健、五木寛之に吉行淳之介、太宰治に夏目漱石なんかが続いたように覚えてる。 ぼくも中上健次のエッ…

さ、また、また新着本でございます。

はい、今回は、なななんとソノラマ文庫の海外シリーズが2冊です! 「モンスター誕生」リチャード・マシスン リチャード・マシスンの処女短編集。おもろくないわけが無い! 「闇の世界」フリッツ・ライバー 日本ではチト馴染み薄? ラブクラフト門下生でSF界…

青の時代 なんつーことをね

こずかいを一所懸命貯めてぼくは、初めて邦楽のアルバム、はっぴい・えんどの「風街ろまん」を買った。後を引いたということもあったけど、KもAも好きなんだからぼくも好きになんなきゃ、なんていう気持ちが強かったんだと思う。 でも、聴いてるうちに大瀧…

青の時代 なんてな

オヤジに言わせると、ウチの家系は音楽の素養がある家系らしい。 両親とも歌好きで、オヤジなんぞは飲むとだいたい「ベッサメ・ムーチョ」「帰れソレントへ」♪富士の高嶺に降る雪もぉ の「お座敷小唄」なんかを口ずさんで、、、なんてもんじゃなく、うるさい…

病院 後編

ひょっこり現われた瀟洒な建物ひとつ。 車2台分ほどのスペースがとれそうな玄関前。三輪車がちょこんと乗り捨てられ、妙な侘しさを醸し出している。 ○○医院 入り口の間口二間ほどの引き戸の摺ガラスに、黒い文字で大きくそう書かれてあった。 病院かぁ、と…

さ、さ、さ、またまた新着本ですよ!

阿佐田哲也さんの文庫が2冊入荷いたしました! [ 「阿佐田哲也の怪しい交遊録」 阿佐田哲也さんが自身のお友達(山田風太郎、吉行淳之介を始め小沢昭一、永六輔、和田誠、内藤陳にパン猪狩などなど)を楽しく、深く語っております。必読です。[ 「無芸大食…

病院

小さい時の病院の記憶が二つある。 一つは、もう巨大な総合病院と化してしまったK病院の記憶。 もう随分たってしまったけれど、以前胃の調子が悪くて診てもらおうとK病院へ予約の電話をかけたことがあった。 何度も呼び出し音が鳴って、やっと出た受付の人…

さぁ、みなさん新着本ですよ!文庫です。

「ママ・グランデの葬儀」G・ガルシア・マルケス はい、またまた再評価の兆しが。 マルケスの中短編集。 「日本女地図」殿山泰司 えー、タイトル通りの内容です。 深いです(笑)古本「山風蠱」http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Piano/9491/newpage3.htm

トイレ

歳のせいなのかこの頃夜中によくトイレに立つようになった。 昨夜もどうしても我慢が出来なくなり、夜中トイレへ行った。 うちのトイレは洗面所の隣にあり、その洗面所の三面鏡の前をどうしても通らなくてはならない。 いくら寝ぼけていても、いつもそのこと…