SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

音三昧

あっという間の一週間。先週は久々に外でうまし日本酒を。しかし、やっぱ楽しいっすね、うまい酒があって、気のおけない友人がいて、そんなひととき。
なわけで、久々にいつもとは違う音を聴いている(笑)。
ロビー・ロバートさん、っていうハンドルネームの人がいたけどなかなかうまい(笑)。で、ロバートソンの新譜。盟友クラプトンにウィンウッドも一緒にやってる。そういえばやってくるんだった。
先日来話題にちょくちょく出てくる細野さんにしても、この手の(ってどんな手だ)おじさんたちっていうのはもうシャウトしないっすね。うたってるというより、しゃべってたり、囁いてたりするような感じで、もう声を張り上げたり、叫んだりするようなことがない。達観でも諦観でも泰然自弱でもなんでもいいんだけど、そんな感じ。そこがちょっと歯がゆく、寂しい気も。って最初っからそんなうたい方してなかったか(笑)。昔、アタシが歌を歌ってた時、そんな自然な歌い方に憧れたりしたんだけど。私の場合、どうしても歌いたい、ここは伝えたいってときは、張り上げたり、力んじゃったりしたもんで。で、一緒に聞いてるテデスキ・トラックスバンドのシャウトやブインブインいってるスライドの音が爽快で、違うもんだなぁと。ってここんところそんなことばっか書いてんなぁ(笑)。やっぱ、歳って大きく関係すんですね。
そんな中、ヨウマ・コウコネン?でしたっけ?のHOT TUNA。きっとヨウマって洋麻って書くんじゃないだろうか(笑)。そんな感じのカントリーフレバーとブルースフィーリングがオッチャンのリズムとエキゾ風味(細野さん聴いてんじゃないの?)ともにやってくるといった感じで、みんなその昔、どっかで聞いたことがあるような、懐かしさに溢れて、こちらもあんまりシャウトとは縁がありませんが、いい感じ。
ここんところ、なんてんでしょうか、重ったるく、泥濘な音よりもどこかメロディアスで聞きやすい、哀愁漂う、一般大衆に媚びてる、おもねてる、流行に乗ってる、でも何でもいいんだけれど(笑)、そんな音が気持ちEくて(なんだか嵐山光三郎)。あ、そういえば、その手の(だから、どんな手だってんだ)権化、ジム・キャパルディの「ちょっと切ったら血が出ちゃった」が2in1で出ましたね。ありゃーポップで切なくていいですよ。どっかで聞いたことのある懐かしいメロディー満載で。でもって、Tボーンバーネットがジョー・ヘンリーバーネットと言ってた頃のアルバムも聞きました。こちらもそんな感じで懐かしくっておじさんにはうれしい音でしたね。えー、ほんと。なわけで、いろんなもんを聴きまして、いろんなことを思ったりして、幸せ気分ですよ、あたしゃ。ほんとはもっと事細かにいろんな事書きたいんですが、もう疲れてきちゃって。
あ、そういえば、原田芳雄ちゃん、大丈夫かな?映画の舞台あいさつで出てきた車いすの姿がもう見るに堪えられない感じで、、、。でも見せてくれてありがとさん。根津甚八もどうしてんだろう?奥さんの書いた本をちょっと立ち読みしたけど。って、どんどん違う方向へ。そんじゃ、また。河内音頭で、モア・ベターよ!