SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

大瀧さんのインタヴュー集

を読み飛ばし。
実は、編集をやってたころに大瀧さんの本を出したいと思って、この辺のところはきちんと押さえてたりした(新春放談をメインにその他もろもろという体裁にしようと考えてたんだけど、、、。白夜書房で「all about〜」の改訂版が出る前になるけど、企画段階でボツ。上層部がアホバッカなもんで(笑)。なわけで、ちょっと複雑な気持ちって、まとまってよかったと思う(笑)。あとは「新春放談」だ。どっかでそのほかのものもぶち込んで本にしてもらいたい。よろしく!
このコロンビア時代の苦労話やロンバケのCDが3万枚売れてほしい、そうすりゃ、1年間は何とかなる、なんて本音ものぞかせていたのが印象に残ってた。今回読んでて、初めて知ったのが(読んでるはずなんだけど)、坂本教授を大瀧さんに紹介したのが、長門芳郎さんだったってこと。なぜか不思議な感じが。なんでだろ?
大瀧さんもあきれるぐらいマニアックな、いわゆる元祖オタク(小林さんもそういや、そうですな)、でインタヴュアーもそうなんで違和感ないんだろうけど、たいしてマニアックじゃない私なんかは、何言ってんの?ってな感じも多く、ある意味勉強になるけど、好きにやって、なところが無きにしも非ずって、ま、趣味の世界ってぇものは、少なからずそんなところがありますが(笑)
で思ったのは、細野さんのことを書いたときにも思ったんだけど、この考える行為、大瀧さんは、その曲にたくさんの意味づけをしたがるんだけど、それほどじゃないにしても、細野さんも似たようなところがあって、どうもこのぉ、うるさいほどの意味づけがないと音楽ができないっていうのはなんなんだろうかって、かくいうあたしも、こんなん書きながら意味づけをしたがってるわけなんだろうけど、なんだか疲れますな、ばかばかしいですな。ま、デヴューから日本語にこだわって、意味づけしてきた人たちなんでしかたないんだろうけど、もっと単純に、E、E、E気持ちEでやって行ってもいいような気がしてます。って相変わらずだけど、そんなん人の勝手でしょ、でした(笑)。意味づけしたい人は、それがE気持ちなんだからね、きっと。もう、うるさい、こんなん言ってるオレ!(笑)。おしまい。