SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

日々の克彦

何ともロックしてない映画「ベック」なるものをチラ見てしまった。じゃ青春映画してるのかといえばそうでもないし、笑えるのかといえば笑えるわけでもない、なんとも中途半端で久々に困ってしまった(笑)。TVの画面で見てるんで多少違うのかもしれないけど。それにしても出てる連中がみんなロッカーに、ささ、作業服に着替えてっと、私服はここにきちんとしまってね、ってそのロッカーじゃない(笑)、それもラウド系のロッカーには見えんのですね。って人気のある若い役者さんを使わなくちゃならないんで大変なんだろうけど。顔が大事って言ったのは黒沢明だったかな?そういえば蓮実重彦が「幸せの黄色いハンカチ」の武田鉄矢の顔をぼろくそに書いてたのを思い出す、映画に出しちゃいけない顔とかなんとか(笑)。それこそ星野源前野健太(二人ともサケロックか?今度きちんと聞いてみよう)あたりの方がロックを感じさせる顔してるって、彼らは芝居もできるロッカーか(笑)。って相変わらず適当なこと書いてんな。なんかがっつーんとロックを感じさせる青い春の若さと馬鹿さが空回りしちゃってるどうしようもない映画ってぇのが無性に見たくなってきた。宮藤のメリケンサックや松山ケンイチのやつなんかも面白くなくはないんだけど、バンドってさ、ほんとはもっとぐちゃぐちゃしてんだよね、暗くてさ、あいつのああいうところが嫌なんだよな、とか、あいつとはほんとはやりたくないとか、ほんとはロックの趣味が違ってたり、違ってきたりしてぎくしゃくしたり、早く辞めたいとか、辞めさせたいとか(笑)。そんなもんもぐちゃぐちゃとだらだらと入れ込んだ、ただただ能天気な内容じゃなくてさ、うまく書けないけど、今までもうまく書けたためしがないけどさ(笑)。高校時代にやってたバンドなんてほんとぐちゃぐちゃしててやだったな。そのあとのオヤジになってからのバンドもぐちゃぐちゃしててやだったけど(笑)。ま、バンドだけじゃないわけだけど、こういうメンバープレイってぇのは。♪人の心は十人十色ぉお〜 あの子こういうこの子こういうぅ〜 ってなわけで、それをまとめるのが大変なわけで。だからリーダーというのが出来た人間じゃないといけないわけなんですな(笑)。ってどうでもいいことでした。それにしても相変わらず何やってんだろうな、の日々だよなぁ。なんでこんなもん書いてんだろう(笑)。