SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

Heronに泣く

久々の更新、こなさんみんにちわ。

行ってきました、Heron日本公演!
勝手知ったるラ・カーニャにて堪能してまいりました!
いやぁ、本当に良かった!スンバラシイライブでした!
ラ・カーニャのあの狭い舞台に4人のオリジナルメンバーが、特にアプスさんはぷっくりした大きな体を、ドッコイショといった感じでマイクとマイクの間にねじ込み、現れた時には、なんと申しましょうか、こ、これがHeronなのか!といった感じで、それだけでもう大きな感動がわき起こるのでありました。
だってそうでしょ、Heronを生で見られるなんて、あなた、ある意味奇跡でしかないんですから、ね、そうでしょ?
でもって、その歌声が始まった途端、そこはあのアルバムで聴いた、野の匂い、土ほこりの舞う、英国の大自然が広り、容姿や歌声は多少違ってはいてもあのHeronが目の前に現出したのでありました。本当だぜ!
「フォーローゼス」でグッときて、「オンリーアホーボー」で涙が溢れて仕方がありませんでした。
なんでこんなに泣けてくるのか、自分でも不思議で仕方がありませんでしたが、なんと申しましょうか、その歳月が、初めて渋谷のブラックホークでHeronを聞いた、あれからもう40年以上でありますし、Heronのメンバーもあたしも、その間の紆余曲折たちがなんだがものすごい勢いで頭の中を駆け巡り、兎にも角にもとりあえず元気で歌をうたえ、こちらは聴くことができて、本当に良かったね、という何かに感謝したいような敬虔な気持ちがきっとその滂沱の涙であったような気がします、はい。
本当に久しぶりに心が洗われる、浄化される、デトックス効果てきめんなライブでありました。
まだもう少し頑張れるような気がしてきましたね。若いオネエチャン口説いちゃお!ってそっちかい(笑)