SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

Oh!デストロイヤー

懐かしい顔が出ていた。今日の夕刊に。
「白覆面の魔王デストロイヤー」だ!本物だ。覆面から出ている鼻の形と瞳を見ればわかる。
ぼくは、小中高とズーッとプロレス少年だった。東京12チャンネルの世界のプロレスも見てた。ゴングが鳴るやいなや宙に浮いたボボ・ブラジルが相手をドロップ・キックでKOした。その間30秒。なんてのもそこで見た(笑)ボボ・ブラジルは、頭が硬いだけではないのだ。滞空時間が長く相手の喉もと、もしくは胸板に垂直に決まるドロップ・キックも凄いのだ。足が長く高さがあるんでその形もとっても綺麗なのだ。でも、大木金太郎との頭突き合戦は、忘れられない(笑)
なもんで、プロレスで仕入れた技は、妹や学友を相手に全て試した。先日惜しくも亡くなられたカール・ゴッチ原爆固めを始めとする危険な技、バック・ドロップ、パイル・ドライバーは、トランポリンのマットの上で試した。だから、ずーっと嫌われていた(笑)
もちろんデストロイヤーの四の字固めは、コブラツイスト同様、基本中の基本だ。
あのギラギラしたモノクロの力道山との試合を思い出す。苦痛にゆがむ力道山の表情、だがそれは苦痛だけじゃなく、必死にひっくり返そうと力んでる表情でもあったのだ(四の字固めはひっくり返って裏返しになると技をかけたほうがいてぇーのだ)。ごろと裏返しになって、確かまた裏返しになって場外へ落ちて引き分けた?、、、。そんなことも覚えてない自分が情けない。日本国の組閣はどうなってもいいけど(だって、誰がなろうと日本をよくしてくれりゃいいわけで、これからでしょ?)こんな大事なことを覚えてないなんてプロレス少年の名がすたるってもんだ。恥ずかしいッ(笑)
そのデストロイヤーが日米親善少年少女レスリング大会のために米国チームを率いて毎年日本にやってきていたのは知らなかった。そうか、なんか嬉しい。
でもってもう一人日本が好きになったレスラーが出ていた。それがあの「人間風車ビル・ロビンソン」だ!人間風車も華麗だったが、膝の上で身体がバウンドするワンハンド・バックブリーカーも凄かった!それとあのスピーディな身のこなし。でも、なんといってすんばらしかったのはそのクリーンなファイト。好きだったなあ。
そのビル・ロビンソンがなんと高円寺、高円寺ですぜ、アニキ!に8年前から住んでいて、若手プロレスラーの指導をしていたなんてびっくり!それに日本に骨を埋めてもいいとさえ思ってるらしい。なんだか感動した。お二人には、これからもがむばって欲しい。

古本「山風蠱」http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Piano/9491/newpage3.htm

ずーっと、ぼちぼちやってます。よろしくです。