SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

転々

suzukimondo2007-11-17

としていたことはあまりない。ふらふらはしていた。
つい最近までそんな状態だった、そういえば(笑)って笑ってる場合じゃなく、またいつふらふらになるか考えるとふらふらと消えて無くなれないもんかな、なんてことを思う。
TVでやってた映画の宣伝でライダースの「髭と口紅とバルコニー」が流れた(あの高いところのコーラスをチョットきつそうにつけてるのは、斉藤哲夫さんだ、絶対)。
いいなあ、好きだなあ、なんて久しぶりにひっぱりだして聴いてる「火の玉ボーイ」。
やっぱ、いいなあ。
ここには、鈴木慶一の音の原点が全て詰め込まれている。そして、オレ。オレの音の原点となるものもあふれてる(と思う)。
その昔、下北を飲んだくれの連中(オレがかってに命名したその「下北沢を放歌する会」)と歩く時はいつも「スカンピン」から始まり、そのあとライダースの名曲の数々が飛び出す寸法だった。「スカンピン」が会のテーマソングだった。
それと腹のたるみを気にしだした仲間とつくった水泳倶楽部「美少年倶楽部」、メンバーはもちろん「下北沢を放歌する会」のメンバーで、その部のテーマソングが「スイマー」だった。
♪真珠のしーぶきを あげて スイマァー 
いつも東京体育館のプールで2時間ほど泳いでは、決まって近くの居酒屋に行って飲んで食べて、スイマーをうたった。なもんだから腹のたるみは一向に改善されず、進んだといってもいいかもしんない(笑)
なんてことが次から次へと頭ん中に浮かんでくる。
昔、ロック喫茶と鉄板焼やでバイトしてた時、両方でドラムのかしぶちさんに会った。不思議だった。
昔、レコード店の事務所でバイトしてた時、ライダースが出る渋谷エピキュラスのイベントのチケットをもらった。昼休みにエピキュラスの場所を下見に行ったら、あの坂道をメンバーが下ってくるのに遭遇した。何気なさを装ってはいたが、内心「おぉ、ライダースのみなさんだぁ〜」ととってもどきどきした。
その昔、映画館で横山博人監督の「純」を見てたら、雨降る駅のホームの場面で「悲しきセクレタリー」or「さよならは夜明けの夢に」、もしくは両方がBGMとして流れたことがあった。おぉ!っとなってぞくぞくっときた。朝加真由美のきれいな肢体と純白のシーツのぞくぞく感と共にオレの脳裏に刻み付けられた。すると、石井聰亙監督の「狂い咲きサンダーロード」のBGMだったパンタの曲も一緒に流れ出してきた。助監督をやってた友人の姿も、、、。
もっといろいろ思い出したい。思い出の中を転々としたい。だからも少し音を聴くことに決めた。


古本「山風蠱」http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Piano/9491/newpage3.htm

ずーっと、ぼちぼちやってます。よろしくです。