SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

この頃

suzukimondo2008-01-12

よく聴いてるのがRonnie Lane&Slim Chanceのアルバム。Small Faces、Facesの頃はまるで知らないんですけどね。
亜米利加の旧き良き時代への憧憬とそこはかとなく漂うブリティッシュ・トラッドの香りとイナタさが、当たり前のように使われているフィドルマンドリンアコーディオンの音色とRonnieのうたごえに色濃く表れ、聴いてるこちらの気持ちにまで深く沁みこんでくるわけですよ。
ある時は、場末の酒場(♪今じゃ 場末のぉ〜 ビリヤードぉ〜 ですね)が、ある時は、ローカルなお祭り広場が、そしてまたある時は、小鳥のさえずりが聞こえる片田舎の情景が浮かんでは消え、なんともいえない気分にしてくれるんですよ。ね、わかりますよね。
でもね、なぜだか「楽しいことばかりじゃないんだなぁ」、♪祭りの後のぉ、、、というか、♪街はぁ お祭り騒ぎ でも俺の心はぁ〜 レイジーブルー ってなね、人生の悲哀っていうやつにも似た翳りを感じるんだなあ、これが。だから「切ねぇなぁ〜」なんてなって余計にRonnieのうたが好きになるってわけなんすよ、ほんとに。惜しい人を亡くしました。
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Ronnieの映画が確か去年やってて、もうDVDにもなってるみたいなんすよ。今度見てみようと思ってます。
アタシの選ぶ99選のアルバムに4枚とも入ってくる、ほんとうにいいアルバムです。機会があったら聴いてみてくださいね。 
   ♪ん〜 インディアン サマ〜




古本「山風蠱」http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Piano/9491/newpage3.htm

ずーっと、ぼちぼちやってます。よろしくです。