SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

at my age

suzukimondo2008-03-01

The convincerから6年も経ってしまってたんですね。(って今年になってから私の場合聴いたんで7年になるんですが)うーん、そんなになるとは、月日の経つのは早いもんです。
しかし変りませんね、ロウさん。今回も「私は、うたうたいです」全開のアルバムに仕上がってました。

思い起こせばソロ3枚目の「ニック・ザ・クニフェ」(中学の頃、クニフェ、クニフェって言ってませんでした?あれでナイフはおかしいと思ってました。リンダ・ロンシュタットもあれは、どう考えてもロンシュタッドトであると言い張ってました(笑)のアルバムジャケの上の方に「ポピュラー・ボーカリスト」なる文字を見たときには、「へっ、なにこれ?」「シャレか、ニックさんお得意のちょっときついシャレね」(お得意のって、ほとんど意味わかんないで聴いてるんで、、、)って思ったもんですが、シャレでもなんでもなくて、今にして思えば本気だったのね、でありますね。
いつものようにオールディズ・ポップス、カントリーにソウル、そしてヤノピバックのジャジーなナンバーといった趣味のいい曲が並んでまして、前回のアルバムより耳に残る曲が多い気がします。ってことは、どっかで聴いたことがあるなぁ、という部分も多いわけで、スパニッシュ・ハーレムや ♪ムーヴィノ〜ン ムーヴィノォ〜〜ン なんていう曲が聴こえてきたり、あとキンクスの♪トゥウェンティセンチュリ〜 なんていう、あの、マッシュウェルの曲なんかも。
でもって、随分昔にも思ったんですが、なぜか、大瀧詠一っつぁんのお顔も浮かんできたわけです。
ま、大瀧さんも趣味趣味ミュージックの大家でありますし、またエルビス、スペクターを始めエヴァリーなんかのオールディズ・ポップス好きでもつとに有名でありますから、どっか似てしまう。同時期に(きっと同世代じゃないですか?それこそat my age?)方やグレイト・ブリテンから方や島国日本から米国音楽を愛したお二人なもんでそんな共通部分が出来上がった、なんてこともありうるよう気がします。なんか、聴いてて似てんなあ、と感じるときが多々あるんですよね。
と、まぁ、いろんな憶測飛び交う聴きごたえのある内容でありましたが(笑)あ、それに相変わらず渋くてかっこいいオヤジっすね!ちょっとしわが増えて痩せたかな?
でもやっぱ、アタシはあの「ジーザス・オブ・クール」がいっちゃん好きですね。今でもライブの「ハート・オブ・シティー」を聴くと通りを走り出したくなるもんで、アタシにとっては、「ボーン・トゥー・ラン」より「ボーン・トゥー・ラン」な曲であります。
ニックさんてきっと、カーネギーホールあたりでリサイタルをしてグラミー賞を取ったりするのが夢だったりするんだろうか、、、ニック・ザ・クニフェ

古本「山風蠱」http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Piano/9491/newpage3.htm
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