SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

大瀧詠一のアメリカンポップス伝

しかし、こんなダラーっとした休みの日にゃ、なにげなくいつも見ないラヂヲの欄なんかを見てみるもんですな、こんなもんが再放送されてるんだから。
だぁ〜れも教えてくれないんだから、ほんとに(笑)。
日本ポップス伝だってほんとだったたら聴きたかったんだけど、やっぱだぁ〜れも教えてくれへんねんもんなぁ(ってへんな関西弁(笑)。
結構気になってるわけですよ、このロック以前とロック時代の関わり合いってのが、実は。カントリーとロック、R&Bとロック、なんてのがどんな感じで繋がってんのかなんてことが。
それも分母分子論の大瀧さんならではの話なんで余計に気になるわけですよ。ま、ただ、なるほどんね、なんてひとりごちるだけなんだけれども。
で、第一回目の本日は、ロックの原点ともいえるエルヴィスの「ハートブレイク・ホテル」がいかに衝撃的だったかを、エルヴィス以前51年からのカントリーとR&Bのナンバーワンヒットを聴いて、肌で感じてもらうといった趣向でありました(笑)。
ま、カントリーの中にあって聞いてみると、だいぶその異質さは感じるんですが、R&Bの中に入れてしまうと、やはりそれほどの異質さは感じられないんですね。ロックがそれだけR&B的要素をたくさん含んでいるということがいえるんでしょうが。ってR&Bの焼き直しか(笑)。
ま、それよりもなによりも、ミスター・ナイアガラのDJの特徴は、タイトルを言いつつ、鼻歌のようにその曲を口ずさむ、もしくは、口ずさみながらタイトルを紹介するってところで、わたしもその昔うたうたいの端くれでだったもんで、よくわかるんですが、うたった方が早いんですね、っていうか、こうすぐ口をついてうたってしまうんですね。さびの部分やタイトル部分を、それもその歌い手さんばりに(笑)。そこが、なんともいえずいいんですな。
そんなDJを聴いてると、やっぱりご本人のうたごえが久々に聴きたくなるわけで。
実を言いますと、もううたわない、っていうか、うたえないなんかわけでもあるんじゃないか、なんてことを考えてたりしたもんだから、この鼻歌には、ある意味、なんだ、そんなことないじゃん、という安堵感を持ちました。
ま、こちとらにはわからない諸々なことがあるんでしょうからいいんで、気が向いたら聴かせてくださいな。
今回の50分、結局カントリーとR&Bのナンバーワンだけで終わっちゃったんで、これから先がどうなっていくのかが楽しみなところなんですが、これってあと何回やるんだろう?なんかちょっとやそっとじゃ終わらなさそうな気がしますが(笑)。あ、久々にアミーゴガレージをば、のぞいてみましょうかね。
それじゃ、アディオス・アミーゴ