SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

祭りの準備はOK?

suzukimondo2008-06-07

♪ぱぁ〜らぱっぱ ぱぁ〜らぱっぱ 
ツーマラないこっとは シャワーで洗い流してぇ〜
って佳孝ちゃんの「これで準備OK」とは、まるで関係ない話でお耳汚しを(笑)
先週久しぶりに黒木和雄監督の「祭りの準備」を観た。
高校時代、池袋の文芸座の地下で(当時200円だったか?)で黒木和雄の特集やATG特集なんかで何度か見ていてなぜかとても印象に残っている映画のひとつがこの「祭りの準備」なんだ。
友だちに薦められ初めて見たときに、原田芳雄江藤潤の別離のシーンが胸を打ち「これは誰かに見せたいな」と思い、当時付き合ってた女の子を誘っていま一度見に行ったそのシチュエーションがどちらかというと内容以上に印象に残っていたりするのかもしれない(笑)それにしてもよく彼女をこんな映画に誘ったもんだと今考えてみると思う。性描写も結構きついし(笑)、それもその日はなぜか文芸地下は超満員で、そんなもんを手をつないで二人して立って見てたんだから余計にあきれちゃう、若いっていうのは怖いもんだ(大笑)
そんな思い出のある映画をこの歳でまた観てみると「こんなんだっけ?」という印象が強かった。「こんな単純な話をなんだかこむずかしげな話に仕立ててたんだ」という感じがして、なんだか疲れちゃって、二日酔いの頭痛も徐々にし始めたので途中でリタイアしてしまった。うーん、なんだかなぁ。「竜馬暗殺」もそういえば途中リタイアしてしまったんだった。でも、ワンシーン、ワンシーン、とても印象深い部分もあって、それがズーッと頭ん中に残ってたりするんで、やっぱりなかなかなんだな、と思ったりもするわけなんだけれど。それにしても、よくこの手の映画をしょっちゅう観にいってたよなぁ、と今更ながらに感心する。やっぱり若いっていうのは怖いもんだなぁ(笑)


古本「山風蠱」http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Piano/9491/newpage3.htm

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