SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

♪私の 海ぃお〜 真ぁ赤に

suzukimondo2008-06-14

染めてぇ 夕陽が 血潮を 流して〜いるの
けだるく、やるせなく、行くあてどなく、アタシの夏は、明日も続く、、、。
というわけで先日、石川セリの名をTV番組欄で見つけて見てしまいました。
出ない声に本人同様もどかしさを感じたことは確かなんですが、なんだろう?これは、これでいいんじゃない、なんていう感じを受けました。なんだかとても吹っ切れているような感じ、だから、ちょっと苦しそうなんだけど、うたっていてとても楽しそう、嬉しそうな彼女がそこにいて、ときたまのどをしぼったように発声するときにあの石川セリの声が少し蘇り、そう、そう、それ、なんて、辛い感じがあまりしなかったんです。
最後の新曲は、そんな声にあわせて作られた楽曲のようでとてもいい感じで、あの頃の石川セリはもういなくなったけれど、新しい石川セリがそこに立ち現れたような気がしました。


「田村まだか」朝倉かすみ を読んでます。なかなか面白いんですが、おい、おい、ちょっとやり過ぎじゃないのと少し鼻につくところがなきにしもあらずです。
小学校の頃からあんなに世の中のコトがわかっちゃってるってのは、、、。
「どうせ死ぬから、今、生きてるんじゃないのか」には、うかつにもぐっと詰まってしまいましたが、その後の「好きだよ」には、おい、おい、やりすぎだろって(笑)まだ、半分だけど少し楽しみであります。


昔よく話をしたり、飲んだりしたクラプトンの会田さんが亡くなった。
歯が気になるのか、口元を手で隠すように話す姿を思い出す。
優しい人でした。


上の小説じゃないけど、小六の中村理香の「ほんとうは、なにもないんだ」「どうせ死ぬんだ」「いつか、絶対、みんな、死ぬんだ」っていう声が聞こえてきた。
センチメンタル・シティ・東京ロマンチカ


古本「山風蠱」http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Piano/9491/newpage3.htm

開店休業ですが、ずーっと、ぼちぼちやってます。よろしくです