SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

黒沢明の「静かなる決闘」

suzukimondo2008-06-22

しかし、千石規子という女優さんはおもしろいなぁ。天然のボケというか、不思議なテンポと個性を併せ持っていますね。
最近では、TVの「Dr.コトー」でその姿を見かけましたが、同じように演ってました。まるで変ってなくていい味出してたなぁ。
その千石さんが、三船敏郎をおもって、おいおい泣きながら(あの泣き方も独特でいいんです)身を捧げてもいいなんてことをいうシーンは、やはりじわわわわぁ〜んときてしまいました。
でも、なんとも教条的な映画であるんだよなぁ。映画を使って何かを啓蒙しようというかなんというか、その部分がどうしても鼻につくんだよなぁ。
梅毒は怖いんだけど、で、貰って来ちゃう場所もそりゃいかがわしいっちゃ、いかがわしい部分もあることはあるんだけれど、ごにょごにょごにょ、、、、。さいならぁ〜。


古本「山風蠱」http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Piano/9491/newpage3.htm

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