SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

ダンさん。

suzukimondo2008-08-08

ダンさんといって、永嶋慎二を思い浮かべたあなた!お好きですね。むふふ。でも、そのダンさんじゃないよ(おならじゃないのよ、おならじゃ(知ってる方だけ笑ってください)。ダンさんとホットリックスのダンさんの話なんですよ。
あの青い親指の指紋マークのブルーサム・レーベルの一枚として初めて国内で紹介されたのが70年代の終わりごろだったろうか? 小粋なオジさま、ニック・デカロの「イタリアン・グラフィティ」と一緒に発売され、その2枚を小躍りしながら購入した覚えがあるんだけれど。(ヤッパ気になるんで、アルバム引っぱり出して見てみたら、1977年でしたね。国内発売は。おりょー、なななんと、なんとも優しい解説は、オレカンの中尾さんだったんですね、taniyan!)
なわけで、さらに番組は続きます(知ってる人だけ、ってしつこい)。
横丁のおっさん、ダンさんとホットリックスのその「ラスト・トレイン・ツー・ヒックスヴィル」を初めて聴いたのも渋谷のロック喫茶で、そのジャジーなカントリーなフォーキーな併せてウェスタン・スウィングな(これで初めて知ったのが、このウェスタン・スィングって言葉でした)雰囲気がなんともたまらなくあたしの心をとらえて離さなかったことは、言うにおよばずですが。それにしても、なんとすっきりと彼らの音楽スタイルを表している言葉でありましょうか「ウェスタン・スウィング」っていうのは。素晴らしい!
で、アタシも、そのロック喫茶でバイトし始めてからよくかけました「ラスト・トレイン・ツー・ヒックスヴィル」。聴きに来ているお客さんも「お、こりゃ!」なんて感じで、そのアルバムジャケを見にDJブースにまでやってきまして、あのポップな汽車ぽっぽぉぽぽぽぽぽぽぉっぽぉ〜(笑)をしげしげと眺めると、裏をひっくり返してクレジットに眼を走らせるといった具合。そんなお客さんがひとりでもいると、DJ冥利につきるって言いましょうか、ほんと嬉しいもんでしたね。
2000年に入ってから?それとも、もちょっと前、アサイラム・ストリート・スパンカーズ、なんとかクラブ・カウタウン、スクォーレル・ナット・ジッパーズなんていうのがガンガンと出てきた頃に、そのウエスタン・スィングがまたまた脚光浴びることになるんですね。確か。なんかちょっと支離滅裂な話になっちまいましたが、音楽聴いてると、そんなダン・ペン的な思い出が頭の中に甦るもんで仕方ありまへんよ。ねー、そうでしょ!好き勝手に書かせてちょ!
ささ、つまんないこと書いてないで、ラスト・トレインに乗り込んでチュー・チュー・ガタゴトの続きへと、、、。
それにクソ熱い東京を脱出するんだもんね。山ん中で隠遁で焼きトン食うんだもんね。そうめんもね。
♪そーめん そーめん そぉ〜ぉめん そーめん そーめん へへへぇ〜だ(笑)。
これでいいのだ!はぁ〜、ぽっくんぽっくん


古本「山風蠱」http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Piano/9491/newpage3.htm

開店休業ですが、ずーっと、ぼちぼちやってます。よろしくです