SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

心さわいだ、京浜ロックコンサート!

前回ご紹介しました♪知らぬ間に 心さわぐぅ〜 (ちなみにこのうたは、今は北海道で活躍中の松竹谷清くんのうたでありまして、オリジナルはどなたかわかりませんが、彼が邦訳、超訳してうたってる曲であります。吾妻ちゃんのバッパーズのアルバム“Squeezin’&Blowin’”には入っておりまして、冴えない不器用な男の気持ちがよく出た大好きな曲であります!)な京浜ロックコンサートに、途中からですが行ってきました!
うーん、凄い場所!川崎駅からバスで20分、もう京浜工業地帯、火を噴く煙突が何本も見えるわ!ファンキープレインは飛んでるわ!の海っぺりのだだっぴろい海岸公園。
そこのホンの一画が会場なっておりまして、なにやってもいいけんね、なほんとアナーキーなというと、違うかぁ!(ちなみにこれは、あたしの好きな“ものいい”のギャグであります)な所でした。
着いたときには、おきなわんのバンド「オレンジ・クローバー」が始まりまして、会場をなんとも和やかな雰囲気にしておりました。私はといえば、入り口入ってすぐの飲み物やさんで買ったカンチュウハイを手に知り合いの方々と挨拶を交わし、早いとここの雰囲気に溶け込もうと思っておりやした。
次に登場の若手No.1(とはいっても、もう“うずまき”といってた頃から、当時新聞のTV欄の片隅に小さく広告が出ていて、キヨシローさんが「オレにプロデュースをやらせろ」みたいな煽り文句が載っていたのを思い出します、ですから若年寄の活動歴ではありますが)東京ローカル・ホンクが登場。相変わらずの爽快な芯の一本通ったコーラスワークが気持ちよく、少しとリッキーな曲と歌詞にしばし聴き惚れるアタシであります。
オレカンの谷やん、sachikoさん(以前見たときよりいちだんと艶のあるうたで、それに美しさも増してました!)が加わってうたわれた「遠い願い」は、やはり圧巻でした。その昔、初めて聞いたときアタシは、このうたを「報われない愛のうた」と評しましたが、やはりそうに違いないと、この切なさいっぱいの弦二さんの歌声を聴いて確信しました。そうじゃないって言われても、いいんです!聴いたものの勝手です!音楽は、その作者、演者の手から離れた瞬間に大らかに羽ばたきそれを聴いたたくさんの人たちのものになるのです(笑)
そして次に登場したのが我等が“オレンジ・カウンティー・ブラザース”!
“めんたんぴん”の飛田さん?(“めんたんぴん”はまるで知らないのです、♪赤いバンダナぁ〜 なびかせてぇ〜 っていうところだけはなぜか覚えてるんだけれど)その方の追悼の意を込めた曲をやります。とボーカルの飯田さんが言って始まった。もう、最初っからノリノリで、アタシも死んだときにゃ、こんな風に陽気にやってもらいたいもんだと思いながら、もう座ってなんぞはいられなく、目の前まで出て行って手拍子、足拍子で応戦(笑)なんだろう?いっつもオレカンは、こういう楽しい雰囲気をあっという間に作り出してしまう。バンドから放たれる楽しもうぜ!いぇーい!の雰囲気が、何ものからも解放してくれるんだな、そうなんだな。♪酒の臭い タバコの煙ぃ〜 これこそ男達の人生 っていうのは、いっつもやっぱり、その通り、あんた達は正しい、絶対正しい、とオレの身体中が反応してしまうんだな。ほんと、最高にファンキーなバンドであります!オレカンは!!
そんなファンキーなオレカンの次は、結成35周年の実力を遺憾なく発揮させた“センチ・メンタル・シティーロマンス”。スンゴイですね!ほんと!オレカンの熱気をあっという間に、センチの熱気に変えちまった。びっくりこいた。実は、センチもほとんどよく知らない。でも、最初の2曲♪うす曇の空 落っこちる陽射し っていうのと ♪ちょっとぉ〜 照れくさいけど つぅのは、なぜか少しうたえる(笑)懐かしのツイン・リードのギター音が気持ちよく、ラテンっぽい曲のリズムも気持ちよく、今度しっかり聴いてみようと思いました、はい!
そしてお待ちかね夕焼け楽団の登場!
ちょっと疲れたんで、アタシの大好きな夕焼け楽団からは、また今度ということで。
そんじゃ、また!