SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

相変わらずの熱気でした、


錦糸町河内盆ダンス会場は、はい!
で、いつものように、その雰囲気にある程度呑み込まれながら、気おされながら、会場を、缶ビール片手にそぞろ歩くわけです。
♪そぞろ歩きはぁ〜 軟派でもぉ〜 「お、小粋なお姉ちゃん」「ありゃ〜、子持ちですかぁ〜」(アンタはなんなんだ(笑)なんて気分になりつつも
♪心にゃ 硬派の血がかよぉ〜 と、とっぽいあんちゃんとは、ガンを飛ばしあい、なんてね、嘘っすよ(笑)。ま、きょろきょろしながらぐるりと一周するわけです。
今回、目を引いたのがって、いつもの我がメンバー、taniyan、MKさんが教えてくれたくれたんですが、椎名りんごよろしくの看護婦のコスプレに身を包んだおねえちゃん。ほんと目立ってて、taniyanがいうように、踊りが下手なもんで、余計に目立っちゃったりして(笑)。今度は、ボンデージに身を包んだムチを持った女王様&サルマタに首輪を付けた中年太りのおやじコンビが出てくるのを期待したいもんです(笑)
しかし、今年のこの盆踊りは、人が多かった! ここんところ世の中は、景気が悪いし、ぱっとしない。こんな時は、やっぱりみなさん嫌な事をさっぱり忘れて、ええ、そうです、そうです、なりふりかまわず、踊り明かしたぁ〜い、愛し合いたぁ〜い、イェ〜ってイェ〜、なんて気持ちになるわけなんですね。だからいつにも増して河内音頭も会場の温度も(しゃれです)ぐぅ〜んと上昇して、♪150から300(byバッパーズ)になるわけですね(笑)
とりを飾った鉄砲光丸さんの「四十七士の裏話のうた?」もたわいのない話しなんだけれど、親の小言と酒は後から効いてくるのことわざ&光丸さんが、そう感情こめてうなってたことの通り、後からじんわりと効いてくるんですな、河内音頭の良さっつぅ〜ものも、ね、taniyan、MKさん(笑)
あのメリハリの利いたドラマチックな河内音頭の語り口は、今ではもう東京ではほとんど見られなくなった浪曲 ♪おぅ 酒飲みねぇ〜 江戸っ子だってねぇ 神田の生まれよ とは、きっと切っても切れない関係にあるんだろうな、なんてことも思い起こさせながら、エレキと三味線、それに大太鼓のリズム、忘れちゃならねぇ いんやこらせぇ〜 どっこいせぇ〜 の愛の手という斬新な組み合わせになんともすげぇ〜世界が出来上がったもんだよな、なんて気持ちが嬉しくなったりもするわけです。
ま、そんなこんなで今年もまた、踊りの輪には参加できずでしたが、市井の人々の熱気の渦に身を置いて、あらためてオレだって市井の一員のひとり、構成員の一部なんだよな(笑)なんて、無力なようでいて、そこそこ力があるんだよなきっと、なんてことを思ったりしたのでした。(さっき投票にも行ってきたぜ、ちゃんと(笑)