SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

尻切れトンボ

あれはいつの夕刊だったか、例の「人脈記」なるものでシナリオライターの話が載っていた。あるシナリオライターの才気溢れる作品が入選したのだが、女性だと思っていたそのシナリオライターが実は40過ぎのオジサンだったという話。こういう話、好きです(笑)。
江戸川乱歩の作品に「防空壕」という話があります。防空壕の中で出会った絶世の美女が実はオバちゃん(おばぁちゃんだったかな?)だった!っていう、それも「あたしゃ、いやっだっていうのに無理矢理…」なんてことをいうおばちゃんがなんとも(笑)。あれも面白い話でした。
なんてことを書いてると、ネット社会の匿名性なんてことが頭をもたげたりなんかしますが、難しいんでうっちゃります(笑)
たまに見る「げげげの女房」でしたっけ? でも、水木しげるが、女性名で少女マンガを描いてる、なんていう場面が出てきたりしましたが、あれは、当時の漫画家はみんなそうだったんだよなぁ、なんて思います。みんな当たり前のように貧しかったもんなぁ。