錦糸町「河内音頭盆踊り大会」に行ってまいりました！ 景気が悪いとこういうお祭り騒ぎが盛り上がると言われておりますが、ほんに、いつにもまして人出も多く、熱気むんむん。暑気払いも兼ねて老若男女入り乱れての大騒ぎ、好きだぁ。
河内音頭のリズム、太鼓の響き、そしてあのうたごえ、この時期冷たい麦茶の飲みすぎで胃弱のあたしもどんどどんと太鼓の響きに合わせ徐々に元気がわいてきますね。
それにしてもこの暑さ、立ってるだけで額から、背中から汗が滲みだしてくる。そこにこのリズム、どうしても身体が♪ひとりでぇに〜 おどりだすぅう〜（byほうろう） に、♪いんやこらせぇ〜 どっこいせぇ の掛け声だって自然と口をついで出てくるもんだから余計に噴き出してくるんです。しかし、その汗、噴き出してくるほどの汗が逆に気持ちいいわけで。そしてその汗まみれの人まみれの河内音頭まみれの中、吹き抜ける一陣の高架下の涼風がなんとも気持ちいいんですね。毎年ご一緒するＭＫさんも声を大にして言ってました、ハイ（声を大にしないと河内音頭で何を言ってんだか聞こえないんです）。
というような塩梅でいつものようにそぞろ歩きの河内音頭と盆ダンス鑑賞。それにしても相変わらずの盆ダンスの乱舞には圧倒されますな。中には赤ちゃんを抱っこしたお母さんもいたり、これは自身の趣味なんでしょうか？ 化粧をした女装のへそ出しおじさんがいたり、リュック背負った大学生にトゥミのショルダーバックを肩がけして踊ってるリーマンがいたり。でもね、トゥミのカバンを持ってる奴って、嫌いなんすよね、すぐ女を泣かせるから、「トゥミな奴」なんちゃって（笑）。それに外人さんの姿もちらほら。うさぎのコスチュームの団体やらはっぴ姿の団体がいたり、この盆ダンスはコスチューム審査なんてのもあって、そっちの方でも頑張ってるんですね、皆さん。
それでは、しばし我を忘れ河内音頭の独特の歌世界に。
「あにきぃ〜！ これで俺たちもおしまいだぁ」 ♪腰にかけた村田銃 どん一発ぅうぅぅ〜 だとか ♪ダイナマイトを投げつけりゃあ〜 と結構物騒な歌詞が多く、命をかけた男の意地だとか義理人情、任侠映画っぽいところが多分に聞き受けられるわけですな、河内音頭の歌世界には。それを音頭とセリフ、時には身振り手振りで表現していく、そこに場の臨場感を盛り上げる太鼓の音にお囃子、相の手が三位一体となってこちらにぐわぁ〜っと迫ってくるわけですから引き込まれないわけには参りません。で、いいところで
♪ちょうど時間となりましたぁ〜 とくるわけで、なんとも心憎い演出となってるわけであります。
でもってそこを潮にこちらも近くの屋台にしけ込んで、枝豆、煮込み、焼きそば、河内音頭を肴にウーロンハイをぐびぐびとやるわけです。これが至福の時っていうやつですね。しかし、今回は、焼きそばが不味かった、残念（笑）。
そんなわけで久々に気の合う仲間にお会いできて、充実した夜を過ごせたわけでした。また涼しくなったら一献傾けましょう。よろしく哀愁。
