SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

日本語のロック?

子供が見ているボーディーズとかいうバンドの武道館ライブをチラ見、チラ聞き。ビートルズを意識したストレートなブリティッシュロックがなかなか小気味がいい。「みなさぁ〜ん、元気ですかぁ〜」みたいなお行儀の良いMCとのギャップがなんか可笑しい(笑)。そういえば、これもチラ見した震災後のサンボ・マスターのライブ、復興支援のだったか?での山口君っていうの?あのボーカルの、少しなまったMCの熱さには思わず聞き入ってしまったんだけど、そのあとの演奏というか、曲の大したことのなさにはちょっとがっかりした(ってこの頃なんか偉そうな感じ、主水くん、なんか感じ悪いわよ。すんませーん)。で話が元に戻るけど、ボーディーズ、全部英語なんすね、歌詞が。オリジナルなのかコピーなのかの区別がつかないんだけど(全部オリジナルなんだろうな、きっと)。で、この頃若いロックバンドって全部英語ってのが増えてんでしょうかねやっぱり?あの中村まりさんだったっけ?(きちんと聞いたことがないんだけど)、なんかも英語だし、なんか面白いなぁ。英語がだんだん当たり前になってきてるんだろうな。日本語のロック論争なんていうもんがあったりしたのがウソみたいに日本語のロックも当たり前、英語のロックも当たり前、どっち入ってても当たり前になってきて、あの時、松本隆が「英語でも日本語でもどっちでもいい、好きなようにやればいいじゃん」(そんなようなニュアンスってことで、正確じゃないっすよ(笑)が当たり前のようになってきてるわけで。当時のアタシは、どっちゃでもいい、気持ちよくしてくれりゃ、と思ってたんでって、もう日本語のロックが当たり前だったな70年代初頭は、そういえば。あたしにとっちゃ、どっちかっていうと、たどたどしい英語で歌われる日本人のロックバンドの方が違和感があったりして。面白いことに日本語がロックのリズムに乗らないんじゃなくて、日本のロックのリズムに英語がうまく乗らないような、欧米の流れるような英語が、なんだか日本のロックの場合は、ぶつんぶつんと切れてしまってるようで、発音の悪さ、舌の使いの下手さも相まって、歌謡曲っぽい曲も絡まって、あ、日本人のロックだというところがあった気がするんだけれども、どう?今はもうネイティブさながらに流暢に英語を話す方々ばかりなんでそんなところが微塵もないっすもんね。ほんとに、これって凄いことですよ!やっと、裕也さんが言ってた日本人の英語のロックが当たり前のように世界進出を果たすが時期が来たのかもしれないっすね。なんてことが頭をよぎったもんすから、書き留めてみました。って、アタシとしちゃ、スキヤキみたいに日本語の歌が世界各国でヒットするようなのがいいなぁ、なんて思うんだけど。あ、あと由紀さおりさんとピンク・マルティニでしたっけ?みたいに。それに、流暢な英語だと日本人も何も関係なくなっちゃうじゃないっすか、ってそんなことないのかな(笑)。どっちにしてもどんどん世界に羽ばたくロックバンド(だけじゃないけど)が出てくると面白いっすね。そんじゃ、たま(って、みんな個人個人頑張ってんすね。今日の朝刊で読んだんだけど。って全然よく知らないんだけど)