SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

変わらない

しかし、相変わらずなんも変わりまへんね、世の中も自分も。考えてみるとバブルなんていわれてた頃も「なんじゃそりゃ」なんて感じで、なんも変わらなかった(笑)。でもね、いくら地下深く、深ぁ〜く埋めたって、そのうち空から降ってくるぜぇ〜。まぁ、その頃にゃ、今いる人間は誰一人として残っちゃいないけど(大笑海岸)。
で、なんだかこの頃、本はちょっと読んでつまんなくなるとすぐほっぽり出しちゃうし、音の方もアルバム一枚を聴きとおせない。っていうか、アルバム片面といった方がいいかもしれない(笑)。ま、BGM風に聞き流す分にはずーっとかけていても問題ないんだけど、2・3曲聴いてあとはほとんど聞いてないようなもんなんで、、、。食欲は、ものがあんまりうまくなくなってきたような気がするんだよなぁ。なんて書いてきて、うん?と思った。こないだ食った駅前の蕎麦屋の蕎麦はうまかったし、ほっぽり出してたブラッドベリの短編にはいたく心を揺さぶられたし、相変わらずボビー・ブランドはずーっと胸に染み入るな、と。
早い話、なんだか集中力も忍耐力もなんもかんもが弱くなっちまったような気がしてたんだけど、よく考えてみるとそんなこともないか。ああ、良かった(笑)。
んで、十蘭の文庫シリーズが7冊目で終わりだそうな。なんだか中途半端な気が。って全集分出すってわけにもいかんだろうし(出してくれてもいいけど(笑)、せめて十だけにあと3冊くらい出してもよかったんじゃないの(笑)。でもなかなかそのセレクションには難しいところがあるようで、出てる7冊に関してもなんでこの作品なの?なんでこんな似たようなもんばっかなの?なんていうのもあったりして。ま、このへんも好みの問題もあるんでなんなんですが。そう考えると当時教養文庫に入っていた十蘭集はなかなかのセレクションでしたね。十蘭の持ってる様々なタイプのものの中から選りすぐりのものをセレクトしておりました。中井英夫に都築道夫あたりの読み豪奢のセレクトなんでやはり違うんでしょう。続けてどこかの出版社から十蘭の読み物が出ることを願ってます。
で、あの澄みきりっていうビール似のリキュールはなかなかウマイっすね。コクがそこそこあって、のど越しがすっとしていいんですな。ちょっと気に入ってます。
ささ、ルービ、ルービ、サタデイ。