SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

うつろな愛

また、そんな歌が頭に去来して、「ノーシークレット」買っちゃいました。
初めて聴いたのは、商売をしてた店のラジオからだった、確か。その後、兄貴のいる友だちの家に遊びに行ったとき、あのポスターに出会うのだ。
大きな帽子に大きな口の女性の顔に目がいったと思うや否やあっという間にその目は彼女の胸をとらえずにはおかなかった(笑)。その後日本でもノーブラなる男性諸氏にとっては嘘だろ、いいの?的なブームがやってくるのではあったが、その先駆けと言っていいのだろう、あのカーリー・サイモンのノーブラのジャケットには、高校入ったばかりの男子には、ほんとぶっ飛ぶくらいの衝撃をあたえてくれたのである。って、胸の話ばかりになってしまったけど(笑)。でもさ、ほんとなんであんな、今じゃ考えられないようなノーブラなんちゅーいいもんが日本で流行ったんだろうか?そういえば、前観たあがた森魚の「僕は天使じゃないよ」の主人公の彼女もノーブラだったし、あの頃、若いこだまの司会をしてたサンディーもノーブラだった。ちょうど公開録画に行って、ノーブラのサンディーが目の前を通るのをどきどきしながら見ていたのを一昨日のように思い出す。ゲストがセンチだったんだよな。ま、あの頃は、ピースフルで自然回帰的なフリーなセックス的な時代背景があったりしたんでそんなこんなになっちまったんではないだろうかと憶測するのではあるが、、、。
で、「うつろな愛」である。大好きなんである。あの出だしのごにょごにょと何かが始まろうとする、じらされるような感じ、まさに王道のアメリカンポップスでありますね。(ナイト・アウルもやってたんすね)。
あ、5月にある「はちみつぱい」のコンサートに行ってきます。その前の88年にやったコンサート、まだ渡さんも生きてた時にも行ったんでした。外でやっぱり今はもう亡き川勝さんが、フーちゃんのレコードを売ってまして、シングル盤を買っちゃった覚えが、、、。あれからも30年近くなるんすね。あたしもよく生きてたなぁ、、、。そんじゃ、また。