SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

相も変わらず

映画ばかり見ております、もちろんTVのです、はい。

先日はお久しぶりの「天井桟敷の人々」。こんな内容だったっけ?な感じでほんと新鮮に見られました。フランス映画らしい?映画で、セリフ一つ一つが哲学的な散文詩といった趣が何ともかぐわしい。

テレ東のB級といってよいのか、なんなのかも、たまにいい感じに面白いものもあって、そういえば東京12チャンネルの頃も不思議なアシッドでサイケな映画をたくさんやってた覚えがあるんですが、その辺も健在でいいんですよね。

こないだのディンゼルワシントンの「デインジャラス・ラン」なんかもそこそこ面白くて、なんか聞いたことある役者だなと思ったルーベン・ブラデスはやっぱりあのサルサルーベン・ブラデスです(笑)すぐ殺されちゃったけど。あとは、スティーブ・マックイーンの「トム・ホーン」もなかなかに良かったですね。私が西部劇の良しあしを見分けるのにとても重要視しているのが、お馬さんの描き方なんですね。この映画もきちんとお馬さんを描いてました。ジョン・フォード監督作品もしかりでありまして、黒澤監督もそうですね。あと書いておきたいのがジーン・ハックマンの「弾丸を噛め」ですね。あれは、ほんとに面白い映画です。お馬さんもきちんと大事に映されてるし。西部のあの時代はお馬さんがほんとによき相棒だったんですね。それとちょっと出てくるワン公もなかなかいいんですよね。

はい、そんなところで、これからも楽しい映画をたくさんやってくださいましな、老い先短いおっちゃんのために、よろしくお願いいたします(笑)