SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

日々是怪談

suzukimondo2008-05-24

怖い話好きなんです。ってもう随分前にも書いたような気がします。
ブラッド飛び散るスプラッターモノよりは、身の毛もよだつ、後で気づくとゾゾゾーなんていうのが好きなんですが。
先日古本屋でなにげに手に取ったこの「日々是怪談」工藤美代子。
工藤美代子さんっていう人は、お名前だけずーっと存じ上げていて、機会があればなんか読みたいと思っていた方だったんで、怖い話好きのアタシにはぴったりのタイトルのこの本をみかけたときには「お、いいね」なんて感じて即購入いたしました。
で、今この工藤美代子さんのプロフィールを拝見して、うん?なんか変だな?と、、、。
ラフカディオ・ハーンの生涯」に「野の人會津八一」?アタシの全然知らない著作が、、、。気にならなくはない著作ではありますが、アタシが知ってる著作がひとつもない?
ちょっとトイレなんぞに行って、記憶の奥の奥の方までたどってみると、、、違いました!アタシの気になっていた美代子さんは、美代子さんでも中野の美代子さんでした!でもって、パソコンで検索してみると「仙界とポルノグラフィー」「契丹伝奇集」「孫悟空はサルかな?」などの著作が。そうそう、これや、これや、こっちの人や(となぜか関西弁)で、ほっと一安心。
なんだよ、人違いで買っちゃって、読んじゃってたんだ。っていうのがたった今、判明いたしました(笑)ま、それはどうでもいいんですが。
だいたいが、夜寝る前に布団の中で本を読むっていうのが、中学の終わりごろからの習慣になってまして、それで眼が悪くなったわけなんですが、エー、それで、うとうととなってねむりにつくなんていうパターンが理想なワケですが、その理想的なパターンがもうずーっと続いてないってことになんとも苛立ちがありまして。
どうも夜中にトイレに起きる回数が増えてるんですね、なんだか。夜中にトイレに起きるっていうのはほんとに億劫でできるだけしたくない。なんてことを先日、億劫だ民生さんなんかもいってましたが(笑)。えー、だから、うとうととなると「お、トイレ、トイレ」という意識が働いて、必ずトイレに行ってから寝るようにしてるんです。これがね、このトイレに立つ行為が、このうとうとのいい気分を断ち切って、なぜだか就寝モードから起床モードに近い状態にしてしまうんですね。なんで、うとうとの気持ちいい感が瞬時にして不眠感へと変化するするわけです。これが、ほんとやっかいで参ってるんです。ほんとです。エー、って「えー」と書くたびにカタカナになったり、ひらがなになったりしてなんだかワード機能が変になってるな、そういえば、さっき「ま、」って入れたら勝手に「魔、」って変換されたし、、、。って、いいんですが。
それでこの「日々是怪談」。工藤さんの怖い体験(どうもこの方は、そっちの方たちを呼んじゃう、近しゅうされちゃう人らしく)がいっぱい書かれてあるわけなんですね。それも日常の出来事なんで、なんともリアリティーがあるんですよ。海での心霊写真の話なんかも、それ自体も薄気味悪いんだけど、ふっとアタシ自身のある記憶を甦らせたりするわけで、余計に怖くなっちゃうわけなんですね。で、この話ってどこにつながっていくのかって思うでしょ?アタシもどこにつながっていくのかわかんないんですが、もうちょっと長くなってきましたし、ちょっと書くのも疲れてきましたし、そろそろ止めたくなってきましたし(笑)
なわけで、夜寝る前にこんな話を読んで寝るとですね、夜中トイレに起きるのが怖くて怖くてたまんないんですよね。起きるたんびに、読んだ話の怖い部分がリアルに甦ってくるもんでほんと参っちゃうんですよ。いや、ほんとに。笑わばわらえ(笑)あのね、ほんとこわいんスから。身体だけは大事にしてくださいよ。おしまい。

古本「山風蠱」http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Piano/9491/newpage3.htm

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