SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

別に大きな声で言うつもりはないんです。

そっと耳打ちさせていただきますが
ジェフ・マルダーさんの「お宝音源!1963−2008」、こりゃ、いいっすね!
(って最後の方ちょっと大きくなっちまいして、スンマセン)
[ジムさんと一緒のチャーミングなジャグ・バンドミュージック、ほんとあったかでいいアトモスフィアです(笑)。
聴いてるお客さんがなぜに、あーくすくす笑ってしまうのか? 気になるなあ。
チップ・マンクス(笑)うたうところの「スウィート・スウ」は、フリッツさんのトリヴュートのときに聴いてるんで、何で可笑しいのかわかるんですが(笑)ユーカレレ・レディは、何で笑ってんでしょうか? ちなみにウクレレじゃないんですな、ユカレレなんですな。
でもって、ギター一本でほんのりぬくもりを感じさせるフォーキーなうたや切々とうたわれるブルーズももちろんいいんですが、コーネル・デュプリーやエイモス、バーナード・パーディのみなさんにホーンセクションをバックにうたわれる「I Can’t Stand It」、まずはこれに耳をうばわれました、はい! 
75年ですからワンダフルタイムで使われなかったテイクなんでしょね、きっと。ジャジーさとファンキーさがうまく溶け合った佳曲です。かっちょいい! 未発表だったとはもったいない! 
その曲に続くマーティン・マルさんの「ブギー・マン」。これはモーションの頃ですね、ちょっと軽めなんですが、ジェフ風スィート・ソウル・ミュージックとでもいいましょうか、goodです!
でもってアタシの大好きなジェフ&エイモスのライブにNITE LITESの頃の未発表にフリッツさんのトリビュートの“おその!”さんのマリンバジョン・セバスチャンさんのハーモニカの音色の気持ちのいいスモール・タウン・トークやら、なにやらかにやらで20曲たっぷり楽しめるという次第です。
あ、そうそう「ブギー・チリン」のハード・ブギ、ありゃ、最高! ですな。ジェフさんの張り上げるうたごえにギターもドラムもほんとにいい感じに絡んできて、こちらの身体もリズムに合わせてグッ、グッっと思わずノッテしまうってもんです(笑)大好きです! 
面白いのが最新のライブが、やっぱりジムさんと一緒というところ。ジムさんと一緒から始まってジムさんと一緒に終わるという地球は回る、輪廻は辿る、といいましょうか、やっぱり始まりに戻ってくるんだなあ、と深い感慨に打たれました、ってそんな大袈裟じゃないか、ちがうかぁ(笑)
それにしても、このお二人の声は全然変りませんね! びっくらこきます。ジェフさん、相も変らずほんといい声してます! 
はい、なわけでおなか一杯の1枚! ちょっと遅めのお年玉、ありがとさんでした。みなさんも機会があったら聴いてみてくださいね!
まだまだきっと眠ってるお宝音源があるんじゃないだろうかとにらんでるんですが、tom’sさま、第二弾もよろしくです! ピース!