SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

遊びせんとや

生まれけん 戯れせんとや生まれけん
遊ぶ子供の声聞けば 
わが身をぞこそゆるがるれ

っていうのを初めて知ったのは、安吾の著作でだった。
それを清盛のドラマで、ましてやあんな調子で耳にするとは思わなんだ(笑)。
そういえば、安吾が20代のころ代用教員として働いていたところが
下北沢の代沢小学校だった、なんてことも思い出したりした。
小田急線の通る前の話で、周りは森林で何もないところだったようだ。
「風と光と二十の私と」というなんとも素敵なタイトルのエッセイに書かれていた。
下北には何かと縁のある自分と何だかつながりがあるような気がして
ちょっと嬉しくなったことも思い出した(笑)

録画しておいた「馬鹿まるだし」を見る。
笑っちゃって、泣けちゃった。
寂しいことに、ほんとにこういう馬鹿がいなくなったなぁ。
それにしてもクレージーキャッツの面々(そういえば谷啓さんの姿が見えなかったようだけど、見落としたかな?)
ハナさんに植木さんはもちろんのこと(植木さんは実家の住職役ってぇのもうまいね)みなさんいい味だしてたな。
特に犬塚弘さん(もうこの人と桜井センリさんしか残ってないけど)、いい味出してんなぁ。
「馬鹿が戦車でやってくる」でもちょっと無理があるんだけどいい感じなんだ(笑)