SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

ブリティッシュ・トラッド

子供の聴いてる音をあまり気にしたことがなかったんだけど、先日ふと耳にすることがありちょっとびっくり。なぜかというと、その昔聴いてたことのあるブリティッシュ・トラッドなるものが聴こえてきたからに他ならない。
そのスキニ―・リスター?というグループの醸し出す音は、明るいダンスチューン?ばかりの内容でなかなかに気持ちがいい(なぜか、日本のオレンジ・カウンティ・ブラザーズを思い出す(笑)。
考えてみると当時はどちらかというと暗く荘厳な雰囲気のトラッドを聴くことが多く、この手のダンスバンドはあんまり聴かなかったなぁ、と思い出した。何とももったいない聴き方をしてたもんだ。それにしても、今流行のものではなく(ってどんなのが流行ってるのかがわかんないのだけど(笑)ちょっと脇道タイプのバンドがいいなんて、血は争えないもんです(大笑)。
なもんだから、さっそくフェアポートにリチャード&リンダ、ゲイ&テリー、ボシー・バンド、ヘロンなんぞを引っ張り出し、オヤジもこんなん聴いてたんだなんて聴かせてみるとなんかいい感触。一緒にフル・ハウスなんか聞くとは思いもよらなかったが、なんか嬉しかったな(笑)。なもんで、Kanzoさん、もし見ていたらアルビオン、モリスオンなんぞを今度お聞かせ下さい。
でもって、知らぬ間に大坪砂男の配本も今回を持って終了してしまった。今回配本分には、以前書いたことのある色川武大のエッセイも入っていて、やっぱり知ってる人は知ってんだなとこちらも嬉しくなった。
そういえば、今月は上にも書いた日本の誇るポルカ・ダンスバンド?、オレンジ・カウンティ・ブラザーズの最後の2作『Cruisin'』と『Jump And Shout』がやっとCD化されるとのこと。こちらも何としてでも聴かなきゃだ! その前に見ていたらだけど、暑気払いにぱあっと一杯飲みたいもんですな、谷やん、粕やん!
でもって本日もリキュールをキューっと一杯、焼酎も軽く飲っちゃいましょうね、相も変らぬ世の中ごと飲み干しちゃいましょう(大笑)。