SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

おめでとうございます。

何とも辛いおめでとうです。実は私も大瀧さんと同じ病で12月の19日より入院中でありまして、幸いにして早めの発見で、本日一日だけ外泊許可をもらい自宅で久々にパソコンを開きこれを書いてます。
晦日に、もう少し動脈瘤について知りたいと思い、病院の有料PCで検索をかけたところ、突然大瀧さんの顔が現れた時にはほんとうにびっくりしました。以前も書きましたように「はっぴいえんど」で日本のロックの産湯をつかった私なので、そして高校時代に初めて自身のバンドでお手本としたのが大瀧さんのうただったので、私にとっての本当の師匠は大瀧さんなのです。
そのうちに、あの歌声を聞かせていただくのはもちろんのこと、あくなき探究心でポップスの全貌を、いやそれだけではなく、こちらが「おお!」と思うような何か未知のものの全貌を解き明かしてくれただろうその才能が失われてしまったことが惜しくてなりません。
そしてもう一人、かしぶちさん。この訃報は、本日知りました。大好きな「砂丘」「紡ぎ歌」「ハバロフスクを訪ねて」の生みの親かしぶちさんのあの邪心のない歌声と楽曲が聴けないのも残念でなりません。
ご冥福を祈ります。
私は、今月いっぱい入院して、とにかく自身の病気を治すことに専念したいと思います。それまでしばしのお別れです。
ガールズ&ボーイズ、レディース&ジェントルメン、おっかさん、おとっつぁん、それじゃ、また。