SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

顔ジャケ

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たまに聴きたくなるアルバムにジェシ・ウィンチェスターの1stがありますが、やっぱりあの顔がなんとも忘れられませんね。私の持ってるアルバムは、例のワーナー名盤復活シリーズの一枚なんで見開きじゃないから、あの顔が4面にわたって出てくるオリジナルジャケットは、きっと圧巻だったんじゃないでしょうか(笑)。あの顔と針を落とすと流れ出る音とのコントラストは、見事としか言いようがなくて、やっぱりあのシリーズで買ったロジャー・ティリソンの顔のアルバムととってもいい感じに対を成していると思っております。

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なもんで今回は顔ジャケといった風情で話を進めてみたりしたいと思います。顔ジャケで、先日取り上げたはっぴいの毛穴、ヒゲ穴に引けを取らないのがこれ、ジャッキー・ロマックスですね。

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これ見るたびに思うんですが、左が髭剃り前で、右が髭剃り後なんじゃないのかって、違うのかな?(笑)この人も声は高めの少し細そうなんだけどなかなかしっかりR&Bしてて大好きな歌い手です。声が高めで甘く切ない歌声なのが、このポール・パリッシュ、♬many years goって初まる1曲目からなんとも切なくて、じんわりと沁みてくるいいアルバムです。このノーマン・シーフ調の薄ぼんやり、朝もやの中から浮かび上がったような顔がとっても雰囲気にぴったりなんですよね。

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この薄ぼんやり感に紗をかけたようなのがジェニファー・ウォーンズのこれ。

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その昔、このアルバムをずーっと探し求め歩いた思い出があります。内容もこのジャケ写通りの透明感のある初々しいジェニファーの歌声がとても気持ちのいいアルバムです。それから好きなのが額から血を流してるジム・キャパルディの「ちょっと切ったら血が出ちゃったよ、オレ」。どっかのボクサーの試合あと、といった感じでいまひとつ内容とそぐわないのがタマニキズ(笑)

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で、次は、でっかすぎて、目の上からおでこしか入ってないアーサー・アレキサンダーのこのジャケもなかなかインパクトがあって好きなジャケでありますね。

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なわけで、今回はここまで。またそのうちやりたいと思ってますが、どうなることやら。はい、で、今回の曲は、ジェシさんの加川良氏のラブ・ソングにクリソツの「ブランニュー・テネシーワルツ」とポール・パリッシュの1曲目をお送りします。そんじゃ、また!


Jesse Winchester - The Brand New Tennesse Waltz 1990


Many Years Ago - Paul Parrish