SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

相性が悪い

なんだかいろんなことがあったなぁ。
茂さんについては、はっぴいえんどで日本のロックの産湯を使ったもんにとっちゃなんか言わなくちゃならないんだろうけど、なんも言いたくない気持ちでいっぱい。
たばこやアルコールなんかと同じぐらいの意識で、この歳までやってたとしたらすごいなぁ〜。そんぐらいかな(笑)。
その昔、「宝島」あたりでよく論争してた覚えがあるけど、♪今はぁ〜もうだれもぉ〜 そんな論争をおこしたりする人はいなくなっちゃったのね。ってそういうアタシもあの頃から、気になりながらも遠巻きに見ていただけだったもんなぁ。
で、本題。
やっと買いました、かの歴史的名盤「ヘイト船長とラヴ航海士」を!
昨年のレコード大賞のなんだったかの賞とNMM誌の日本のROCK部門の1位だったでしょうか? 受賞したのは? 賞なんてものとはまるで縁がない金が無い(円が無いですよ(笑)、そんなものは関係ない、♪オレたち〜 いつまぁ〜でもぉ〜 星くぅ〜ず 拾う〜 ル〜ンペ〜ン のKIさんが、そんな賞をもらうとは、、、。そういえば「ざとういち」で、映画音楽賞でしたか? をもらってましたね、確か。しかし、こちとらにとっちゃ、賞もらうもなにも、アルバムが出れば当時は一等賞だったもんなんで。
でもって、このCDを早速携帯ステレオに、こうぴっぴと挿入しまして、ゆっくりとグラインドさせまして、えー、注入したわけです(笑)
でもって(でもってがアタシの文章は、多いですね、そういえば)仕事場に向かう道すがら、「さぁ、聴こうじゃないの」と耳穴にイヤーホンを挿入(挿入もスキですね。はい)して聴き始めました。するとどうでしょう。「Skanpin Again」が始まったと思ったら「カチッ」といってフリーズドライ製法になってしまいました。と同時にみるみるうちに充電のメモリーが減っていくではありませんか! 「くわぁ〜、どないなってんねん、こらぁ〜」とどういうわけか、関西弁で携帯ステレオとおのれに少し怒りながらも問いただしたりなんかしたわけですですが、どうにもならず。家に帰ってまた、最初から挿入、入れなおして「そう、♪これで準備OK! おんぼろ車でとびだせぇ〜」とばかりにまた聴き始めると今度は、「夢のspiral」の途中で「カチッ」っといってFreeze Again。どうも相性が悪いようです。
なわけで、結局きちんと聴けない状態が続いたのですが、止まるとリセットし次の曲から聴き始めるという方策をとりました。
で、思いました。このアルバムは、そんなにいいのかな? って。単純に好みの問題でしょうが、アタシにはあまり面白いものではなかったのです。で、考えました。たくさんの人がいいっていって賞まで取ったアルバムの良さがたいしてわからない、っていうのは、アタシ自身になにか問題があるのではないか? ってことを。
あのサンプリングっていうんですか?(それからしてわかってないんだから、こりゃどうしようもねぇな(笑)の人口のレコードのプチプチ音、曲の重ね重ね、つなぎ合わせの違和感。あとあのモコモコ音。生音のこうなんてんでしょうか、すーっと抜けてくような清涼感といいましょうか、そういうものがなにひとつ感じられないってことが大きな要因なような気がしました。って、そんな違和感があろうが無かろうが、こちらに伝わってくるものがあれば「あ、気持ちE〜」となるはずなんですが、うーん、なぜか希薄でありました。
とうとう、ついてけなくなっちゃいました。
♪船長さん アタシに 飛びかたおせぇ〜て、、、