SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

♪ねずみの忠さん

で有名な小坂忠さんのBOXがでるってぇのを見ましたよ。その値段のすごさにびっくりしました。22000円! 今のアタシにゃ、とても手の出せる金額じゃござんせんね。
同時に新譜も出るということなんですが、以前出た「People」は、悪くなかったんですが、どうも神の使いってところが垣間見えて(笑)ちょっと聴いてて萎えちゃったりする部分があったもんで、、、。
やっぱり忠さんといえば、これ!「ほうろう」! と「もっともっと」になってしまいますね。アッシの場合は。
「ほうろう」は、なんといってもバックのティン・パン・アレイのいい仕事ってぇのが光ってますな。今聴いてみると、はっきりジャパニーズソウルを意識しているのがわかりますね。昔は、そんなこと気にもしないで当たり前のように聴いてましたが(笑)。
考えてみますと「機関車」なんて曲は、ジャパニーズゴスペルといっていいような感じで、、、うん?、つぅーことは、この時点でもう神の使いだったわけなのか? 忠さんは? でも、この頃と今とでは何かがまるっきり違うわけで、それは何かとたずねたら(ぺんぺん)。救いを求める立場に身をおいているってことでしょうか。今は、救ってあげたいという立場、、、。ってうまく言えないんですがね。そこんところの大きな違いってんでしょうか、そんなもんがあるような気がします。って、いつまでたっても何かに救ってもらいたい、ま、救いなんか無いんだってことがわかっていても、そんな気持ちがどっかにあるアッシなもんだからそんな気持ちに囚われてしまうのかもしれませんが(笑)。
そして、「もっともっと」。こちらの方が先でありますが、ま、書くのは後になっちゃったんだから仕方がないということで。








細野さんの「HOSONO HOUSE」に麻琴さんの「まちぼうけ」に瀬川洋さんの「ピエロ」あたりと相通じるものがありますね。いわゆる田舎趣味ですね。メリケンのシンガーソングライターの持つカントリーフレーバーに、ラブ&ピース的色合いとでも申しましょうか。牧歌的、素朴、純朴、シンプルな音がアッシは、大好きなんですよ。なわけで、これからその辺のアルバムを引っぱり出して、あの頃の空気に浸ってみようと思っとります。そんじゃ、たま!