SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

無純、矛盾?

もう随分と経っちゃったんですが、新しい方々の小説を読みました。
山崎ナオコーラの「人のセックスを笑うな」と姫野カオルコの「ツイラク」の2冊。両方ともなんだか読んで見たいな、とずっと思ってまして、えいッ、やッという感じで買っちゃったわけです。
なかなかにやはりうまいんですね、お二人とも。話題にのぼるだけのことはあって。
人のセックスを笑うな」は、今風のなんともあっけらかんとした、違うな。なんともない、なんでもない、ただ時は過ぎていく、というような、これも違うな。って、もう忘れてきてます、はい。そんな希薄な、なにがって、全てが、って、これも違うな。うまくいえない物語、でもないな。話しでした。って何書いてんだかわからなくするような話でした。高橋源一郎が、なぜにあんなにべた褒めしているのかがわからない(笑)。
「ツイラク」の方は、うーん、アダルト小説ですね。それほどアブノーマルな性描写が光ってました(笑)斉藤美奈子が、そのあたりに何も触れず、べた褒めしているところが、これまたよくわからなかった(笑)。そういえば、この「ツイラク」は、「本の雑誌」で目黒孝二もべた褒めしてたんですが。
二つとも性に関することが、もうなんでもなく書かれていることに実は、目を瞠ったりしました。精神的なものと肉体的なものが、もう結びついてはいないというか、なんというか。この歳になって、未だに身体だけは大事にしてくださいよ、特に女子はねって、林家三平を引きずってる自分を見るにつけ、参ったな(ぽりぽり)なんていう気分になりました(笑)なんだかよくわからない感想で、どうもすいません。
で、つよぽん
うーん、酔っ払うと、大きな声でうたってみたり、なに言ってんだかわかんないこといってみたり、裸になったり、駆け出したり、電信柱上ってみたり、人殴っちゃったり、殴られちゃったり、気が付くと隣に知らないおねぇちゃんがいたり、おばちゃんがいたり、おじさんがいたり、知らない家だったり、外だったりするわけなんですね。もっとあるけど(笑)酒が好きで、酔っ払ったことがある人ならば、だれだってひとつやふたつや三つや四つ、そんなことしたことあると思うんですが。って、やっぱり近所で夜中に酔っ払って叫んでたオジサンがいたけれども、あれには参ったな(笑)。でもなぁ、なんだか、ちょっとかわいそ過ぎる気がしてしょうがないんですよ。実をいうと。あれだけ、有名になっちゃったからしょうがないのかなぁ? あんなに叩かなくてもなぁ。