SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

怖いとロニー・バロン

録画しておいた映画「悪い種子」を見たんですが、怖いですね、これも。

もう少し前になりますが、TVで放映された、スピルバーグトワイライトゾーン」のオマージュであろう「ミッド・ナイト・スペシャル」とある意味通底している映画でありまして、少しネタバレしてしまった感があるかもしれませんが「恐るべき子供たち」な話でありました。命の尊さ、大事さがまだきちんとわからない年端もいかない子供のやることは、谷崎の小説なんかにもあったと思うんですが計り知れないところがありますな。

それにしても私なんかの影も形もない1956年作品の映画で、もうここまで人間の異常心理を描いていることに目を瞠るところがありました。早いうちから病んでんなアメリカ、で、それを追いかける病める日本よ、、、。

でもう一本、スティーブン・セガールのデヴュー作であるという「刑事ニコ」っていうのも見ちゃったんですが、流石に話は沈黙シリーズと変わりなくて大したことはなかったんですが(でもたまに見ると面白い勧善懲悪話)、どっかで見たなこのバーテンの人っていう感じで気になってしょうがない役者さんがいたんですよ。すぐにあのロニー・バロンじゃない?って思ったんですが、セガールシャロン・ストーン、他主な3・4人の名前はクレジットで出たんですが、流石民放、端役まではわからず、気がかりでしょうがなく、ネットでぐぐってみると、あーた、やっぱ、やっぱそうでしたよ。ほんとはDr.ジョンになるはずだったロニー・バロンさんでしたよ。なんだかうれしいな、見つけちゃった自分が、わかっちゃった自分が、褒めたげたいな自分を(笑)どうでもいいことなんスけどね。それにしてもちょっとヤバめのチンピラ風バーテンをうまく演じてまして、ピアノとあの歌声とまではいきませんが、なかなかやるもんだと感心いたしまっした。んじゃ、また。