SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

ジュラネスク

どうも、マラ・ドーダです! めっきり弱ってます。元気ないッス。なんてこと書いてるからありがた迷惑なメールが増えるわけですな(笑)。そういえばメッシ、優勝できなかったら一からやり直し、下働きから始めるそうな、メッシ奉公なんちゃって(笑)

なわけで、十蘭の作品集が河出文庫から出ましたね。この「ジュラネスク」っていう呼び名がなんともいい感じで好きなんすが。ちなみに、十蘭をこよなく愛する人々を「ジュラニアン」と呼んだりして、なかなかうまいな、なんて思います。私の場合は、そんなにコアなファンではないので、ここには当てはまりませんが(笑)。だいたいがコアなファンて苦手なんスよね。某コミュなんかをたまにのぞいたりすると、書体がどうの、出す出版社が悪いだのと本末転倒もはなはだしくて笑っちゃうんですが、近づかないようにしてます(笑)
その文庫のソデに書籍の「陰獣トリステサ」の告知が出てたんで、「お!橘外男もでるんだ」なんて思ったんですが、なんでこっちは文庫じゃないんだろうか?
昔の現代教養文庫のようにこの辺の人たちの小説を文庫で出したら面白いのになぁ、と思うんですが(ちくま文庫のように一人一冊じゃなくて)。どこかやってくれないでしょうか?
あの文庫には、牧逸馬谷譲次(そういえば、弟の地味井平造の画集も出たそうで、見てみたいんですが。小説も面白いんですよ、「煙突奇談」や「魔」なんて)に橘外男香山滋なんていうちょっとマイナーだけど面白い作家の名前もあったリしてなかなかよかった。
アタシだったらそこに、先日少し書いた大坪砂男星新一に影響を与えた城昌幸、ちょっと毛色の変った国枝史郎なんかを入れてみたりして。売れねぇな(笑)