SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

あった!

まったく音楽事情には疎くなってしまったわたしですが、ちょっと前に谷やんに聞かせてもらったジョン・メイヤー(メレンキャンプ(笑)がなかなか良かったんで書いちゃいます(笑)。
聞くごとにじわじわとその味が引き出されていくタイプのシンガーソングギタリストで、その歌詞にも出てくるニール・ヤングというかCSN&Y、歌詞には出てこないけどビートルズの持っているあの匂いと残り香を漂わせ、浮遊感のあるエレキはちょっとガルシアを思わせるところもあったりしてとってもgood! って知ってる方には何を今さらなんでしょうが(笑)。なにしろアコギの音がいい。アコギの音で聞いてるもんの気持ちをよくさせる奴をわたしはいつも‘アコギな奴’と呼んでるんですが、そんなこたぁいいか(笑)。
全篇明るくおおらかな曲調で暗い気分の時にはぴったしですが、個人的には ♪ウィスキー ウィスキー ウィスキー ワーラ ワーラ ワーラ アン スリープ のような内省的なダウン目な曲、いいことばかりじゃないのよ世の中は、なんていうのが肌身にしみてわかっているような曲があと1・2曲入ってるとよかったんですが(笑)。
で、表題の話になりますが、先週の‘無い’に続き、今回は‘あった!’なわけで。何があったかというと、ボビー・ブランドのDUKE時代の音源を集めたThe DUKE Recording Vol.1なんていうのをめっけたんですよ。
このDUKE時代のやつはずっと欲しくて、でもめっけても高くて手が出なかったわけで、、、。それが手が出る値段で、それも日本盤だったもんで、なんだかうれしくて思わず書いちゃってます。
でもって内容もこれまたよくて、二枚組の一枚目が、もう、ボビー・ブルーブルーブルー・ブランドといっていいほどブルーズしておりまして、なにしろかっちょいいんですわ!TWO STEP FROM THE BLUES以前の若き日の何しろハツラツとしたボビーが堪能でき何をかいわんやなわけです。
It’s My Life Babyなんつう曲では、バックにBigBandをしたがえ、ちょびっとジャンプな味付け、吾妻ちゃんのバッパーズを思い浮かべたりして(そう、エレキもいいんです)、なんと珍しや間奏で吠えまくってたりして、もうほんと気持ちいいったらありゃしない。
なわけで、久々にヘビロテの音の話題でした。ほんじゃ、また!