SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

面白くなってきた?

しかしアチーですね。なんか身体の温度調節機能がうまく作動しないようで気持ちが悪いっす。
大川端探偵社もMOZUもなかなか面白くなってきました。
大川端の前回、アイドルの話も大笑いするようなどんでん返しが結構効いてたし、今回もちょっと地味だけど短時間の割にはよくできてたっす(笑)。マキタスポーツ、この頃頑張ってるっすね、ゴルゴによく似てるんす(笑)。
MOZUの方はやっと少しずつ謎が解けてきて、面白味が増してきてはいるんだけど、なんせ原作の「百舌の叫ぶ夜」事態がもう何十年も前の話なんでチト旧さを感じませんか?
そういえば、ショーケンの「いつかぎらぎらする日」(河野典生の「いつかぎらぎらする日々」とは何の関係もなかったのを初めて知った)なんていう映画も久しぶりにTVで見たんだけど、これも懐かしかった。こんな話だったっけ?というくらい忘れてたけど結構楽しめた。CGなんてのがない頃の作品にしちゃあんだけのカーアクション、なかなか頑張ったんじゃないでしょうか?それに若い警官に向かって「そんなことしてないでもっとロックしろよ!」だったり、ちょっと癇に障る荻野目ちゃんの「誰もアタシを見ていない、アタシを見て!」なんていうセリフだったり、石橋蓮司の女房樹木希林が「本名は金ていうの、知ってた?知ってたでしょ」なんていうセリフを聞いてると、やはりぎらぎらと熱かった時代を感じさせてくれるし、今より反権力意識が強かったような気がします。
でもって、何聴いてもあんまし面白くない中、久しぶりにアンリ・サルヴァドールのうたを聞いたら妙に胸に沁みて良かったんです。当時、80代、酸いも甘いも噛み分けた大人のうたが気持ちに安定感を与えてくれたとでもいいましょうか。気持ちよかったっす。そんじゃ、また。