SALT,SUN & TIME

ローザンヌ備忘録

2010-01-01から1年間の記事一覧

告白モコソス

サイが知人から借りたという「告白」を読んでみる。こういうのがベストセラーになるんだ、と少しびっくり(笑)もっと酷いといいますか、壮絶な話はたくさんありますが、あくまでもつくりもの、物語の中で自由闊達に遊ばせてもらってるわけで、実際に簡単に…

♪かむっこにゃんにゃん 

にゃんにゃにゃんにゃにゃん かむっこにゃんにゃん にゃんにゃにゃん っていうのは、幼き頃見ていたTVマンガ「狼少年ケン」の主題歌 ♪ブバンババンボン ブンボバンバババボン ブバンババンボンブンバボン だよねぇ〜 だよねぇ〜(ヒップ・ホップのリズムで…

ジュラネスク

どうも、マラ・ドーダです! めっきり弱ってます。元気ないッス。なんてこと書いてるからありがた迷惑なメールが増えるわけですな(笑)。そういえばメッシ、優勝できなかったら一からやり直し、下働きから始めるそうな、メッシ奉公なんちゃって(笑) なわ…

ひつまぶし

しかしこの頃何を聴いても「がつん! ぞくぞくぅ〜」ってのがありません。 先日もチョビット書いた冨士夫ちゃんの「ひつまぶし」、そうこの五目ずし風の、、、って(笑)やDr.feelgoodやウィルコのストレートなR&Rが、なんか今な気分なんすが、あんましそ…

尻切れトンボ

あれはいつの夕刊だったか、例の「人脈記」なるものでシナリオライターの話が載っていた。あるシナリオライターの才気溢れる作品が入選したのだが、女性だと思っていたそのシナリオライターが実は40過ぎのオジサンだったという話。こういう話、好きです(…

たんツボ小僧の夢みるチュクチュクチューン

♪マニアックでゴメンね 微妙でゴメンね ウクレレコージです! ノドの調子がずーっと悪い。花粉症の時期になると鼻ずまりと共にノドもムズムズときて、せき込む日々が続くのだけれど、だいたいその時期が終わると鼻ずまりがスーッと抜けていくのと同時にせき…

ある道化師の終の棲家でひと踊り

古本屋で永島慎二の遺稿集「ある道化師の一日」を見つけ手に取る。ちょっと高価だったが購入。 永島慎二のマンガを初めてみたのは、どこに連載されてたんだろう? 梶原一騎原作の「柔道一直線」だった。桜木健一と吉沢京子でTVドラマ化された。 ピアノに飛…

断腸亭日乗ちゃめしごと

懸念の「断腸亭日乗」をやっと引っぱり出す。 それにしても探すのに一苦労。押入れの段ボール箱を端から一つずつ当たっていくしかなく、それも狭い押入れなもんだから身動きがとれず、ほんとに手間取りました。がようやく発見!なぜ一所懸命引っ張り出したか…

哀しくてやがて寂しい

知り合いのイラストレーターが亡くなった。 彼の作品に出会ったのは、最初はマンガ、いやコミックスだった。 その作品にはいつもROCKが流れていた。 そしてオートバイ小説の挿絵。 彼の人柄と同様に、気持ちを和ませる柔らかさと温か味がそこには溢れて…

「砂男」の恐怖、、、

十蘭を思い出すたびに頭の片隅にぽわんと浮かぶ作家がいる。ホフマンの「砂男」からその名をとった大坪砂男。この作家も十蘭のように博覧強記な部分とシャレた部分を兼ね備えた上にどこか荒っぽさを残している一筋縄ではいかない作家なのである。ちゃかぽこ。…

「月光と硫酸」とTシャツと私

「ファネ」なんていう仏語が出てくるなんて、流石に昔とった杵ずか(アタシはフランス語専攻でしたが、まるっきりもうわかりません。ジュネパ)なんてことはまるっきりなくて、久生十蘭の佳品「月光と硫酸」の中の「月は凋むじゃなくて月は欠けるって言うの…

たわむれに

オヤジはめっきり身体が弱っちまって、目に見えて小さくなっいくのがよくわかります。ほんと、凋んでいく(ファネ)っていう感じですね。 なぜか石川啄木の“たわむれに 母を背負いてそのあまり 軽きに泣きて 三歩あゆまず”の短歌が去来しまして、、、。 あの…

放浪癖

聞いてもいないアルバムの話を書くと「おい、おい」といわれてしまうのは目に見えているんですけれど、、、。 この「ほうろう2010」の話を聞いた時、忠さんは、「ほうろう」でノックアウトされて以来、私の歌うたいのお手本だったもんで、なんだかちょっと困…

日々のアクア・ボン

オークションに服を出す。売れる。うれしいけど、買った値段の4分の1。まだ着てりゃよかったかなぁ。古本屋も休業しつつオークションに出してるんだけど、あんまり売れないし、儲けにはほど遠い世界、に旅に出たい感じ(笑)。難しいなぁ。なんだかなぁ。 …

アタマに残ったヒーハー

「頭に残るもんは、残る」と思いつつ今まで本を読んでましたが、やっぱり残りませんね。 せっかく読んでいるのに、まさにそこを読んだ時には「おっ!なんていいことが書かれてるんだ」と、目からウロコがはらはら、なんてことが多々あるんですが、どんどん読…

吉野秀雄はよく知らないが

久しぶりに土日休み。うーん、嬉しいやら悲しいやら。 先日読み終わった「小説・吉野秀雄先生」。 歌人、師でもあった吉野秀雄を山口瞳が自身の青春と重ね合わせながら熱く描いている。とはいうものの、あたしゃ、まるで知らないお人なんでどうなることやら…

♪気の合うなぁーかま 集まりゃ たぁのしいよ(たのしよ)

というわけでブクロで飲もう会を決行。 それにしても目が痒い。鼻も痒いし、耳も痒い。この痒いっていう漢字もなんだか痒い。杉ポランがちゃらんぽらんなアタシを襲う。 しかし、ブクロ、以前にも増していかがわしい様相を呈しておりますね。なんだろうな、…

光を、もっとほのかな光を

電燈の明かりが煌々の世界だったんですね、アタシらの世界は。ほのかな灯りが綾なす陰翳の世界なんか忘れてました。 日本の伝統である漆器に砂壁、建築様式にお能の化粧、、、なども陰翳の中でこそ生えるもんだったわけです。なるほど。 それもこれもあれも…

相変わらず崎谷です。

種村センセ編「美食倶楽部」がやっと読み終わる。 寝る前、お布団に入ってから、ちょっとずつ読んでるもんで、珍しく他のものは読んでないにもかかわらず、読むのがいつにもましてスロー・トレイン・カミン。 しかし、タイトルの「美食倶楽部」は凄いですね…

崎谷よ、今何処

というわけで、早速谷崎を読み返す。「人魚の嘆き」ってこんな話だったっけ?とまずはびっくり(笑)。やっぱり読んでみるもんですな。明らかに「人魚姫」のあの話が頭にあったのですが、うーん、流石に谷崎、いい感じに裏切ってくれてまして、なんとも新鮮…

ぽ谷キング

12日も休みだったもんで4連休、まるでお金にならないし、肩身はせまいが、だらぁ〜っとできていいっす(笑)。 しかし政治の世界は、相変わらず茶番で、笑止。先にやるこたぁ、いくらでもあるでしょうが、国を少しでもよくしようなんて誰も考えちゃいないっ…

“Here is Barbara lynn”

久々にCD、バーバラ・リンの“Here is Barbara lynn”を買いました。 私の場合、2003年に出た最高に気持ちいい“Movin’ On a Groove”がバーバラの全てなもんで、これ以外はまるで知らない、わからない状況なんでありますが、しかし、それが逆にいいんだと思っ…

♪山手のドルフィンはぁ〜

ユーミンを聴いてると、やっぱいろいろ思い出すなぁ。 あれは、なんでだったのか、その辺りがよくわからないのだけれど、免許取りたての友人の車に乗っておのぼりさんよろしく ♪山手のドルフィンはぁ〜 (by海を見ていた午後)に行くことになった。 道に迷い…

スキマ壁スイッチ

がバカになり、何度押しても電灯が点かなくなったわけです。こないだまでは、機嫌がいいとカチッといって点いてくれてたんですが、とうとうカフッ、カフッとなんの手ごたえもなくなりました。 それにしてもこの頃、この手の不具合が増えてきておりまして、先…

未踏の時代

地元にも何軒かの小さな本屋があった頃。そんな本屋さんの奥の方、ちょっとした暗がりにひっそりと置かれていたのがSFマガジンでした。その横にはSMセレクトにSMスナイパー(そんな幼き頃の記憶がぼくにはあります)、SM似のマニアックなアブノーマ…

「ひこうき雲」

[:W150]国営放送で「ひこうき雲」思い出話とでもいうんでしょうか、そんな番組をやってました。なにしろ「ひこうき雲」の熱心なファンだったもんで、って過去形ではございません、未だに熱烈に好きなアルバムなもんで、ちょいと薄味ではありましたが、手放し…

Soul Deepと網棚

いろんなことが面倒くさい今日この頃、悲しき冬バテ、もしくは正月ボケ何ぞと申しますが(って、アタシが言ってるだけですが(笑)いかがお過ごしですか? そんな中、先日からBSにて「SOUL DEEP」なるものをやっとりまして、第三回の「モータウンサウンド…

笑門・ラッキー・カムカム

なぜだか、 いつになく静かなお正月です。 本年もすみからすみまで(チョン!) よろしく御願い上げ奉りまするぅ〜!!鈴木主水